窮鼠はチーズの夢を見る

7年ぶりの再会が、まさかの関係に? 大学の後輩・今ヶ瀬(いまがせ)との再会…。
それは恭一(きょういち)の妻が彼に浮気調査を依頼したのがきっかけだった。
浮気の事実を隠す代わりに、今ヶ瀬に男同士の関係を迫られ…!
水城せとなが描く、限りなく切ないラブストーリー。
●収録作品/キッシング・グーラミー/楽園の蛇/黒猫、月を見る/黒猫の冷えた指先/鼠、袋小路で考える《―新作描きおろし―》/窮鼠はチーズの夢を見る※本作品はデジタル配信専用商品です。

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コメント

  1. user より:

    近年のBL漫画の傑作…と思っている。

    キラキラBLを読むと逆に疲れを感じるようになった業の深い貴腐人たちが読んで、

    「あー…」

    って頭を抱えながら心の何かが満たされていく。

    そんな感じのBL。

    若い男の子同士のBLは、
    ただお互いの美しい愛だけを見つめ合えばいいけど、
    大人同士のBLは、
    ズルくなって、保身に走って、社会の中の「自分」に縛られて、
    そうして泥仕合のようになってしまうんだなと思った。

    ダメ男とダメ男が、周囲を巻き込みながらずるずると、
    都会の真ん中に空いた愛憎の奈落に堕ちていく。

    勝手に…
    勝手にふたりだけで堕ちていけばいいのに…!

    登場する女性キャラクターがイイ子&イイ女ばっかりで、
    「こんな奴らに翻弄されなくていいから…!

    って気持ちになった。

    夏生先輩には、めいいっぱい幸せになって欲しいです。

  2. user より:

    大学の後輩・今ヶ瀬との再会…。
    それは恭一の妻が彼に浮気調査を依頼したのがきっかけだった。
    浮気の事実を隠す代わりに、今ヶ瀬に男同士の関係を迫られ…!

    水城せとなの大人気作が、新作描きおろしを加え、新装版で登場!
    限りなく切ないアダルト・ラブストーリー。

    自分から告白したり言い寄らず受け身な恭一と恭一に片想いし続けている今ヶ瀬の男同士の関係を、流されやすい恭一に苛立ちながらも執着する今ヶ瀬と今ヶ瀬に言い寄られながらも男同士の関係になることに躊躇する恭一のドロドロの愛憎劇を、アダルトなBL描写満載で描かれていて、「失恋ショコラティエ」など相手の欠点を知っていても執着してしまったり相手に剥き出しの情熱を見せることを躊躇したりする恋愛のどうしょうもなさを描く水城せとなの作風を確立した代表作。

  3. user より:

    先に続編のほうを読んでしまったわけだが。
    こっち読んでからまた続き読み直した。
    ドロドロした感じが良い。
    CDも出てるのか、しかもCVが遊佐さんとは、か、買ってしまいそう。
  4. user より:

    何度も読んでるので展開はわかってるのに、読むたびに引き込まれる。
    今ヶ瀬の一途だからこその不安定さが可愛い。
    流されることで自分を誤魔化してきた恭一は、今ヶ瀬によっていい意味で引っ掻き回されてるんだと思う。
    俎上読んだらまた泣くのかな、私…(笑)
  5. user より:

    水城さんの作品は、ホーホケしか読んだことなかったので衝撃的!
    でした。

    恭一さん→ディミトリ ラインは徐々に嵌ってしまうので恐ろしいです。

  6. user より:

    後編はこちらhttp://booklog.jp/asin/4091325157

    主人公の流され侍が好きになれなきゃ萌えれないと思うw
    絵柄もすきだし、今ヶ瀬の落とし方に惚れたので出会えてよかった作品。

  7. user より:

    腐女子のつぼをグイグイ押しまくる作品
    ほくそえみが止まらない!

    期待の上をいく話と画力!
    男性が綺麗でたまらない(?´д`)

  8. user より:

    うおおぉぉー!
    なんじゃこりゃー!

    うまく言葉にできないけど、最高だ…最高傑作…!

    粘着質なゲイと流され侍なノンケのBL BLという枠でいいのかわかんないけど

    なんか、すごくリアルでした
    ドロドロを描いているけど美しいです

    読み終わった後になんだか胸をぐしゃぐしゃかき回された気分になりましたw
    読んで損はないです。

  9. user より:

    幻聴がきこえる読書…(先に音聴いた)。

    ほんとにうざい。
    うざいけど、なんて可愛い生き物なんだろう今ヶ瀬おまえって…!

  10. user より:

    『俎上の鯉は二度跳ねる』も合わせて。
    あんまりBL読んだことないから、こう言っちゃあれですが、読んだことあるBL漫画で一番好きですよ。
  11. user より:

    ノンケとゲイの恋愛。
    その葛藤と藻掻きを真摯に描こうとしている点は、高く評価できる。
    (そういう意味では昨今の猥雑なBLとは一線を画す。
  12. user より:

    読み終わった感想は「疲れた」です。
    もちろん良い意味です。

    でも今ヶ瀬は逃げちゃうんだろうとも思います。

  13. user より:

    以前は、作品の素晴らしさは理解できたものの
    恭一のダメっぷりに、どうも魅力が半減してしまい
    ハマるまでは行かなかった本作(旧版)だった。

    しかし

    今回同時に出た『俎上の鯉は二度跳ねる』を読み終えて
    改めて新装版のこれを読んだら、たまらなく愛しい1冊に
    なっていた。
    何だこれ、何だこれ。

    このおろかで愛らしい2人の男のこれからに
    どうかたくさんの幸せの痕跡が残りますように。

    例え、いつか悲しい選択の時が来たとしても。

  14. user より:

    セリフの言い回しや表情がとてもツボ。

    漫画なのに小説をよんでるような錯覚になりました。

  15. user より:

    『BLはファンタジー』ばかりじゃない。

    ゲイとノンケってそうそう上手くいくわけないよな…
    普通のBLならそこは女を選ばないだろう、
    ましてやホテルなんて行かないだろう、ってとこで行ってしまう攻なんですよね。

    個人的にはノンケ受萌えに目覚めた作品。

  16. user より:

    初読:25 
    入手先:立ち読み 
    読了感:んん。
    この人はエゴをエゴとして表現するのがうまいと思う。
    この煮え切らない男のなんとじれったく憎たらしく可愛いことか。
  17. user より:

    これも高評価だったので買ってみたシリーズ。

    水城先生は「放課後保健室」か何かを昔読んで、無理だと思った記憶しかなかったのですが、「失恋ショコラティエ」だけは買っていたのでいくか、と。

    ここまでドロドロとBLを描けるのは、水城先生の才だなあと感服しました。

    綺麗じゃないからこそ愛おしさが込み上げるというか。
    うん。

    水城先生は小学館だと分かりやすい話も描けるんだなあというか。

    描き古されてるテーマでも、水城先生が描くとこうもオリジナリティが溢れるのかというのが嬉しい驚き。

  18. user より:

    読み終えて、決して幸せな気分にはなれないけど読了感がハンパない。

    良い意味でずっしり。
    こういう重さは癖になる、何故か定期的に読み返してしまう。

    やっぱり水城ワールド!

  19. user より:

    BLの形を取っているが、男女の恋愛関係に置き換えたとしても、考えさせられることの多いコミックだった。

    優柔不断でいつも揺れる恭一と、諦めが悪く不器用で、でも強い愛情を持つ今ヶ瀬。

    二人の気持ちの揺れが細かく描かれていて、とても読み応えあるコミック。
    キャラクターの心理が生っぽい。

  20. user より:

    とても綺麗に描いている本。

    絵が綺麗、ということもだが
    ノンケの男を堕とすサマを
    綺麗に丁寧に描いている、と感じた。

    良いお話。

  21. user より:

    評価が高くて買ってみたものの、ごめんなさい…これは地雷…BLってよりレディコミっぽいと思ったらレディコミで連載してたのね。
    浮気描写あるので注意
  22. user より:

    ・再読。

    やはりせとな先生の作品は人間描写が鋭い。
    エグい。
    言葉に力がある。
    キャラの好き嫌いの次元ではなくこの描写の凄さを楽しむ漫画に感じました。
    読み応えあった。
    再読してよかったです。

    ・初回読み。

    ストーリー的には楽しいのですが、大伴のことが好きになれないので少しイライラしました。

    登場人物のセリフに何度もハッとさせられる。
    力のある言葉がこめられている作品、好きです。
    作家さんを尊敬します。

  23. user より:

    BLを書きたかったわけではなくて、ゲイとノンケの恋愛を書きたかったのであろう作品。
    萌えを求めて読むものではないです。

    ずっしりとした読後感。
    いい漫画を読んだなあ、っていう満足感が味わいたいときはこの本だと個人的には思ってます。

    そういえば黒白グレーの恭一は脳内ポイズンベリーのもとになっているのかな。

  24. user より:

    BLというよりも人の心の面倒くささというかそういう心理の描き方が結構リアルでズシンときました。
  25. user より:

    絵柄で回避していた作家さん(コレ多いな私)
    少女マンガの見本のような絵なのに、いろいろエグい。

    見た目綺麗な心地良い上辺だけサラッと描くのかと思いきや、下手な昼ドラよりドロドロしてて恐い。

    これが恋愛だとしたら、したくないなぁ(笑)
    脅迫してるのに、神経も寿命もすり減らして自分を捧げているようにしか見えない今ヶ瀬。

    羨ましくなんかないね。

    あんな風にすがりつきたくないね。

    でも幸せそうにしか見えないね。

  26. ナミ♪さん より:
    うーん。。。

    高評価だったので購入しましたが、私にはちょっとあいませんでした。
    主人公がなぜモテる設定なのかわかりませんでしたし、流されまくって…嫌悪感がありました。
    ゲイの今が瀬くんも、なぜそこまで彼に執着するのか、私には理解出来ませんでした。


    ただ、心理描写はとても丁寧だなと思いました。
  27. user より:

    BLということでちょっと構えて読んだけど(ほとんど読まないので)、普通に男女間でも起こり得る恋愛だと思う。
    ドロドロだけど、ちょっといい話でなんだか意外と読後感が爽やかです。
    嫉妬は男でも女でも怖いねぇ…。
  28. user より:

    有名な本ですが、今まで読んだことがなかった。

    なんか、今まで全く読んだことがない感じのBLですね…まあこれがBLかどうかみたいな議論があるらしいですけど…分類不能って感じです。

    ちょっと私にはすぐにうまく読み込めなかったので、何回か読み返さないといけないかも。

    評価つけたけど保留。

  29. user より:

    先輩が超流されまくりヤローなのに驚きを感じました。
    女性と流れでSEXをしたりする描写があるのは、女性誌だからこそ出来ることなのかなぁと思ったり。
    後輩ちゃんは粘着質粘着質言われていますが、色々と同情しました、幸せになって欲しくて堪らないです。
  30. user より:

    かなりリアルなBL作品。

    (以下、俎上の鯉~も読んでのおおまかな感想です)
    最初は好きな声優さんがドラマCD出てることから興味を持ったんだけど・・・まー重い笑 フラッフラだわ嫉妬渦巻くわ、(あとリバも結構衝撃的だった)とにかく普通のBL漫画とも少女漫画とも思ったら駄目な作品。

    だけど、現実はこうなんだろうなと思う。
    ホモ云々ではなく、恋愛っていう大枠で捉えている部分が。

    最初は主人公のあまりの流され侍っぷりに「おいおい」だったんだけど、最後の決断は納得。

    あでも、重いと言ってもところどころにクスッと笑える部分も描かれているので、そこは救いですね^^心の中の白と黒とグレーの自分とかね。
    チャンネル云々はかなりお気に入りです笑

  31. user より:

    2018初夏。
    某OLドラマにハマり、そこでのCPが好きならオススメ!
    といろんな方が紹介してたので読んでみました。
    最終回ロスの勢い。
    不純ですみません。

    少女漫画家さんだと思っていたので、本屋でも普通に少女漫画コーナーに置いてあって少しびっくりするくらいがっつりBLでした。

    2018年のOLは同性愛も偏見なく描かれているけれど、まだまだこのマンガが発売された頃は『同性の恋愛=幸せにはなれない/ありえない』のが世間的にも当たり前だったんだろうなぁと。
    少しずつ世の中がLGBTに理解を示してきて、また知識も共有されてきているのかなと。
    マンガとは関係ないところで思いました。

    OLからこのレビュー読まれた方。

    確かにものすごくあの2人を感じます(笑)
    ところどころドラマと合致するところがあって、脚本さんの愛読書では??と思うこともありました。
    DVD発売まで待てない!
    なにか欲しい!
    という方は買って読んでみても損はないと思います。
    私は二冊まとめ買いしました(笑)

    純粋にマンガの感想として。

    流されやすいノンケ……そしてひとめぼれを忘れられないゲイの後輩。
    今ケ瀬がものすごくかわいいし美青年。

    大伴の心境がいまいち掴めず(流されやすいってか冷静に考えるとダメ男だな割と笑)今ケ瀬もいっぱいいっぱいだったりでハラハラしましたが、それも楽しみの一つですね。

    BLにありがちとはいえ女キャラが怖かった……まあそんなもんか……

  32. user より:

    水城さんの作品は、ホーホケしか読んだことなかったので衝撃的!
    でした。

    恭一さん→ディミトリ ラインは徐々に嵌ってしまうので恐ろしいです。

  33. user より:

    かなりリアルなBL作品。

    (以下、俎上の鯉~も読んでのおおまかな感想です)
    最初は好きな声優さんがドラマCD出てることから興味を持ったんだけど・・・まー重い笑 フラッフラだわ嫉妬渦巻くわ、(あとリバも結構衝撃的だった)とにかく普通のBL漫画とも少女漫画とも思ったら駄目な作品。

    だけど、現実はこうなんだろうなと思う。
    ホモ云々ではなく、恋愛っていう大枠で捉えている部分が。

    最初は主人公のあまりの流され侍っぷりに「おいおい」だったんだけど、最後の決断は納得。

    あでも、重いと言ってもところどころにクスッと笑える部分も描かれているので、そこは救いですね^^心の中の白と黒とグレーの自分とかね。
    チャンネル云々はかなりお気に入りです笑

  34. user より:

    作者のレディスコミック初挑戦ということで、主人公の大伴が粘着質なゲイ相手に初めは脅され嫌々ながらの関係が、どんどん本気になってゆくっていうのは、作者のレディコミを書くという恐怖感
    がありながら、実は興味もしっかりあるっていう作者の気持ちを投影してますな。

    「黒猫、月を見る」わかるなぁ~ 好きな相手をゲットした時になぜか襲う不安。
    その後にくる何とも言えない多幸感 ← これを人はノロケという。

    こういうのあるよなぁ~ 思いました。
    まあ。
    萌えですな。

  35. user より:

    普通のBLと思って読んでみたら・・・BLはもちろんだけど、ちゃんとした恋愛の、細かく心理が書かれている読み応えのある本。

    中身がギッシリ詰まっているから、何度も読見返せるほど。
    読むたびに、その時々で受ける印象も違う。
    面白い。

  36. user より:

    ・再読。

    やはりせとな先生の作品は人間描写が鋭い。
    エグい。
    言葉に力がある。
    キャラの好き嫌いの次元ではなくこの描写の凄さを楽しむ漫画に感じました。
    読み応えあった。
    再読してよかったです。

    ・初回読み。

    ストーリー的には楽しいのですが、大伴のことが好きになれないので少しイライラしました。

    登場人物のセリフに何度もハッとさせられる。
    力のある言葉がこめられている作品、好きです。
    作家さんを尊敬します。

  37. ナミ♪さん より:
    うーん。。。

    高評価だったので購入しましたが、私にはちょっとあいませんでした。
    主人公がなぜモテる設定なのかわかりませんでしたし、流されまくって…嫌悪感がありました。
    ゲイの今が瀬くんも、なぜそこまで彼に執着するのか、私には理解出来ませんでした。


    ただ、心理描写はとても丁寧だなと思いました。
  38. user より:

    攻めがひたすら主人公のことがすきすぎて涙が出た。
    ここまできちんと作られてるBLを始めての読んだ。
  39. あひるさん より:
    おすすめ

    何度読んだかわからないのに、今読んでも鼓動が速まるんだなぁ。
    展開のすごさはもちろんですが、言葉の刺さり方とその頻度が尋常ではない。
    紙でも他サイトでも持っているのにこちらでも買いました。
    リバの名作ですが本作ではまだリバなし。
    異性関係ルーズなノンケで最強の流され侍恭一と、彼に長年片想いしてきたゲイ今ヶ瀬の、狂おしく切ないラブストーリーで、ノンケ、ゲイ、女、それぞれの想いや打算、執着、女々しさ、覚悟……様々な感情や関係性が、嫌悪感すら抱くほどリアルに描かれています。
    これを読んだあとそれはもう腐るほどたくさんのBL読んできましたが、こんなに危うい二人はいなかった。
    その後が読みたいナンバーワン作品。
    心臓がギューッとなるシーンがいくつもあったうえでラストとどめを刺されるのに、さらに下巻(俎上の鯉は二度跳ねる)はもっとすごい展開になるのでぜひそちらも。
    近々入荷するはず。
    煽りましたが、ドラマティックなので(あと諸々あって)好みは分かれるかもしれません。
    けれどもBLは嗜む程度だった私を沼から抜け出せなくなるほど引きずり込んだのがこの作品なので、ホントは星などつけられないほど神。
    ハマる人は多分深くハマる。
    かも。
  40. user より:

    BLコミックスでこれほど胸が抉られるような衝撃を受けたのは初めて。

    だいたい、BLには耽美とかロマンを求めがちで、痛いものは回避したいほうです。
    あの萩尾望都センセですらダークで深いがロマンはあったのに…でも、この作品は感情がものすごく生々しく描かれていて、正直自分の一番弱い部分を暴かれてるくらいリアルに引き込まれました。

    今ヶ瀬が熱愛する恭一は、何がよくてそんなに執着するのか、と思うほど生き方も恋愛もジコチューで受身で流され侍な男。

    来る者拒まずタイプの楽な生き方してるから、恋愛遍歴も豊富そう。
    常識的な考えのみで男はダメと決め込んで、相手の気持ちなんかかえりみないし。

    今ヶ瀬も、ただ執着するだけじゃなく、相手を調べ上げつけ込んでモノにしようとしてるわけだから、ほめられたものではない男。
    でも、時々見せる臆病さとか弱さとかに恭一だけでなく、こっちもくらっとさせられます。
    悪人になりたがらない恭一の性格を見抜いて、陥落させる努力と根気はある意味すごい。

    恭一は、楽に生きたいとかゲイは別世界とか考えていて、女とくっついたり離れたりしてるあたりBLでは珍しいけど、ノーマルならほんとに普通、世間一般。

    その彼が、情が移ったのかほだされたのか、ゲイの今ヶ瀬に自ら飛び込んでいくシーンは、経緯が経緯だけに萌えた。
    男同士の壁を乗り越えた恭一、へタレだったのに偉い。
    Hシーンのひとコマひとコマが萌えます。
    上手すぎる。

    あと、出てくる女子が恐すぎるくらい等身大。
    すごく可愛い見掛けに、ナイフのような鋭い台詞!
    レディコミ仕込みなんでしょうか?女の怖い部分まるごと実感できました…

    今ヶ瀬にしろ恭一にしろ、どこがよくてそんな相手に?と問いかけたいところけど、それ以上にまず、それこそが「恋愛」なのだということを認識させられる作品です。

  41. user より:

    BLだけど、それ以上の濃さがあった。

    恋って、そうそう、辛くて痛いもんだったよ。

  42. user より:

    BLを読んだのは初めて。
    今ヶ瀬の全てを押し殺したような表情とセリフが切ない。
    そしてそれがついほどけてしまった瞬間の表情も

    主体性のない恋愛はただただ相手を傷付けるだけ、全くだ。
    相手の気持ちを考えて、とか自分にはそんな資格がない、とかそういうのは所詮言い訳に過ぎない

    恋、恋愛=幸せじゃない。
    幸せになんかなれるはずないのにそれでもどうしようもなく好きで、その人のことを考えてしまう。
    恋とはままならないものよ

  43. user より:

    おもしろいんだけど、好きではないなーという感じ。

    男の人がかっこよく描かれてると思います。
    (絵柄が)
    ひたむき一途な感じが良かったです。

  44. user より:

    初読:25 
    入手先:立ち読み 
    読了感:んん。
    この人はエゴをエゴとして表現するのがうまいと思う。
    この煮え切らない男のなんとじれったく憎たらしく可愛いことか。
  45. user より:

    読み終わった感想は「疲れた」です。
    もちろん良い意味です。

    でも今ヶ瀬は逃げちゃうんだろうとも思います。

  46. user より:

    『BLはファンタジー』ばかりじゃない。

    ゲイとノンケってそうそう上手くいくわけないよな…
    普通のBLならそこは女を選ばないだろう、
    ましてやホテルなんて行かないだろう、ってとこで行ってしまう攻なんですよね。

    個人的にはノンケ受萌えに目覚めた作品。

  47. user より:

    先輩が超流されまくりヤローなのに驚きを感じました。
    女性と流れでSEXをしたりする描写があるのは、女性誌だからこそ出来ることなのかなぁと思ったり。
    後輩ちゃんは粘着質粘着質言われていますが、色々と同情しました、幸せになって欲しくて堪らないです。
  48. user より:

    ゲイとノンケの話は良くあれど…
    同性愛の葛藤をここまで書いたBLは珍しい。

    元カノvs彼氏というシーンもあります(笑
    続刊は『俎上の鯉は二度跳ねる』です。

    (こちらはリバあり。
    ラストは切ない…けどハッピーエンドですv)
    シリーズ全2巻【エロ度:★★★】

  49. user より:

    これはBLなのかなぁと考えさせられた作品。
    BLを期待して読むと違うのかもしれないです。
    好きになったのが男だっただけで、少女マンガに負けないくらい恋愛にウジウジしてて繊細な登場人物がなんとも魅力的です。
    何よりストーリーが良い。
    切なすぎて、読んでると苦しくなりますがそれが堪らなく良いです。
    ここ好き!
    と思えるシーンが凄まじくキュンキュンします。
    BL読まない人にも読んでもらいたい作品ですが、結構エロもあります。
    大好きな作品!
  50. user より:

    リアルな描写!
    ねちねちとした心理描写がもうツボです(萌
    一般的(?)なラブラブ砂吐き系のホモとは違い、これは悶々としています。

    そういうのが好きな人にはぜひどうぞと言いたい一冊(笑)

  51. user より:

    リアルだった。
    泣けた。
    耽美ではないけど、現実に即した展開だったのでただのBL漫画と敬遠されるにはあまりに勿体無い作品でした。
  52. user より:

    幻聴がきこえる読書…(先に音聴いた)。

    ほんとにうざい。
    うざいけど、なんて可愛い生き物なんだろう今ヶ瀬おまえって…!

  53. user より:

    言わずと知れた有名作品。

    ドロドロでリアル、汚い感情もエゴだとか割り切れなさもしっかり描いている。

    その分ラストの盛り上がり、きたーーー!
    感は相当グッとくるものがある。

    でも女性がだいぶ可哀想で同情も笑
    人気があるのも非常に頷けるが、BLはファンタジーだよ党故に好みに合わなかったので、この評価で笑

  54. user より:

    なんていうか・・・やっぱり後輩なんだなって思ったときに、今ヶ瀬が凄く可愛いと思える。
    嫉妬したときとかも。
  55. user より:

    一言目の感想は、恥ずい。

    恥ずい。
    恥ずい。
    恥ずい。
    (可愛すぎて)
    そんなにBLを読むわけじゃないですけど、今まで読んだ中で一番面白かったです。

    正直こんなに面白いとは思っていなかった。

    今ヶ瀬が可愛すぎます。

    一途な攻が好きな私は、今ヶ瀬にメロメロです。
    (古い)
    こちらはとにかく2828します。

    嫉妬する今ヶ瀬が可愛すぎる……ああ、もう!

    この人が書くのはいいですね。
    可愛くて、切なくて、面白い。

    ……話が全然出なくてすみません、大伴さん。

  56. user より:

    BLファンタジーとかの枠外にある作品。

    葛藤とか現実とかぐちゃぐちゃ悩む様子とか、水城作品はスゴくてエネルギー消費が半端ない。

    リアルな同性愛ってこういうのだと思う。

  57. user より:

    なんかの少女マンガ特集でこの本が紹介されてたので購入。

    BLだと思わず、読み進めて・・・・え?これBL!

    読み進めようか迷ったけど、2冊とも買ったし・・・と思ってそのまま読み進めました。

    何度か中断しようかと思うシーンはありましたが、読了。

    誰かに薦められないけど、なかなかいい本だと思います。

  58. user より:

    友人とまんだらけに行った際に購入しました。

    友人も面白いと言っていたし、オビ付き品には「このBLがすごい」の文字があったので、続編の「俎上の鯉は二度跳ねる」と共に購入。

    見事にはまりました。

    これは、すごい。

    私はよく本を積んで置いて読まないし、読み始めても飽きて放置することが多いのですが、この本は先が気になって、もう寝なきゃいけない時間なのに読みたくて、結局途中からパラパラ読み、悶え就寝し次の日に「俎上の鯉は二度跳ねる」まで一気に読み切りました。

    ストーリーももちろんすごくいいのですが、せとなさんの描く人間の感情がとても好きです。

    自分にすっと、もしくはどしんと当てはまる言葉が次々に出てきます。

    共感できるというかそのまま当てはまるというか突き刺さるというか…。

    そのことを感じたのがまず2話目でびっくりしました。

    せとなさんは日々何を思ってこういう感情表現のマンガを描けるのだろう。

    「ショコラティエ」もですが、人間関係色々あるよねっていうのをものすごくリアルに描いています。

    シーンや言葉、絵にことごとく悶えるので、読むのに時間がかかってしょうがなかったです。

    「俎上の鯉は二度跳ねる」を読み終わったのが2:30とかだったのですが、眠くならず困りました。

    すごいよ、せとなさん。

    BLだし、エロも結構出てくるし、結局エロだし、これを持っていることが知られてはまずい人にばれたらどうしようとも思いますが、これはそういうことを気にせずに、ずっと持っておきたい本です。

    きっと、また違うタイミングで読んだら違う見方ができるような。

    違う部分に共感できるのではと思える作品です。

    こんなに共感する言葉が沢山出てくるマンガに私は初めて出会いました。

    表現、ストーリーに共感できたことはあっても、”言葉”、”セリフ”にものすごく共感したのは初めてでした。
    衝撃です。

    BLが苦手ではない方なら是非読んでみて下さい。

  59. user より:

    ザクザクと切り込んで行くタイプのBL。

    一つ突っ込んで描かれているので間口は広めだと思う。

  60. user より:

    再読。
    何度も読んでいる。
    読後感さわやかな訳でもないのに。
    絵もストーリーも丁寧に描きこまれていてすごく引き込まれる。
    登場人物の足掻きが苦しい。
    人を本当に好きになると、執着して獲りつかれてしまうのかも。
  61. user より:

    評価が高くて買ってみたものの、ごめんなさい…これは地雷…BLってよりレディコミっぽいと思ったらレディコミで連載してたのね。
    浮気描写あるので注意
  62. user より:

    読んでよかった。

    収録作品の中でもやっぱり、チーズが一番好き。

    理由いったらネタばれになるから言わないけど、こういう展開がすごい好き。

    だから、少女漫画読むのやめられない。

    カテゴリ、BLにしてしまってるけど、これ、少女漫画だよ。

  63. user より:

    近年のBL漫画の傑作…と思っている。

    キラキラBLを読むと逆に疲れを感じるようになった業の深い貴腐人たちが読んで、

    「あー…」

    って頭を抱えながら心の何かが満たされていく。

    そんな感じのBL。

    若い男の子同士のBLは、
    ただお互いの美しい愛だけを見つめ合えばいいけど、
    大人同士のBLは、
    ズルくなって、保身に走って、社会の中の「自分」に縛られて、
    そうして泥仕合のようになってしまうんだなと思った。

    ダメ男とダメ男が、周囲を巻き込みながらずるずると、
    都会の真ん中に空いた愛憎の奈落に堕ちていく。

    勝手に…
    勝手にふたりだけで堕ちていけばいいのに…!

    登場する女性キャラクターがイイ子&イイ女ばっかりで、
    「こんな奴らに翻弄されなくていいから…!

    って気持ちになった。

    夏生先輩には、めいいっぱい幸せになって欲しいです。

  64. 読みごたえがある名作

     本当に大好きで何度も読み返しています。
    先輩後輩の関係から男同士の恋愛に発展するまでの道程が繊細に描かれています。
    すごくいい感じにいっていると思うと急転直下、物静かなタイプの二人が感情を爆発させてお互いに向き合ったり、山あり谷ありで一筋縄にはいきません。
    っても読みごたえがある作品です。
    映画にもなっているのでそちらも観てみたいです。
  65. user より:

    うおおぉぉー!
    なんじゃこりゃー!

    うまく言葉にできないけど、最高だ…最高傑作…!

    粘着質なゲイと流され侍なノンケのBL BLという枠でいいのかわかんないけど

    なんか、すごくリアルでした
    ドロドロを描いているけど美しいです

    読み終わった後になんだか胸をぐしゃぐしゃかき回された気分になりましたw
    読んで損はないです。

  66. user より:

    ゲイとノーマルの男の葛藤が妥協なくリアルで、二人の男の人生を全身で体感したような気持ちになります。

    気付けば深く泥沼に沈んでいきそうなお話の中、ところどころ挟まれる軽いギャグやほんわかした話がアクセント。

    男女の恋愛を描いた雑誌の中に紛れた、異色すぎる作品でした。

    分かりやすくBLというカテゴリに入れましたが、内心はこれ一つで一つのジャンルと言っても良いとすら思っています。

    BLが苦手な人や男性に薦めても、ほぼ10割読んで良かったと言われます。

    何度も何度も読み返している、人生のバイブル的存在。

  67. user より:

    これは人に勧めても良いかも。
    身につまされた。
    セクシャルマイノリティには少なからず(そうじゃなくても?)共感する部分がある内容。
    自分の道は自分で決めなきゃね。
  68. user より:

    かつてバイト先の先輩が「なんでこれBLの棚じゃないんだろう」と言っていた理由がようやく分かりました。

    でも、そうゆう絡みより二人の心の動きにこそ本質はあるのかなとも思う。

  69. user より:

    何度も読んでるので展開はわかってるのに、読むたびに引き込まれる。
    今ヶ瀬の一途だからこその不安定さが可愛い。
    流されることで自分を誤魔化してきた恭一は、今ヶ瀬によっていい意味で引っ掻き回されてるんだと思う。
    俎上読んだらまた泣くのかな、私…(笑)
  70. user より:

    [大学時代の後輩×先輩]
    再会愛?年下攻め

    コミックです。

    評判がいいみたいだったので読んでみました。

    基本、コミックには期待していません。
    が、
    これは中々良かったです!

    テーマは嫉妬。

    人間は嫉妬の生き物なのかなという事。

    面白かったです。

    **************************
    ☆あらすじ☆

    優柔不断な性格が災いして不倫という「過ち」を繰り返してきた恭一。

    ある日彼の前に妻から依頼された浮気調査員として現れたのは、
    卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬だった。

    ところが、不倫の事実を妻に伝えないことの代償として今ヶ瀬が突きつけてきた要求は、
    「貴方のカラダと引き換えに」という信じられないもので…。

    くるおしいほどに切ない男と男のアダルト・ラブストーリー。

  71. user より:

    ドロドロ!
    今ヶ崎の執着心と不安定さとか、恭一さんの心境変化の様子が面白かった><
    二人の会話もシリアスなのに少し笑えて好きです。
  72. user より:

    大学の後輩・今ヶ瀬との再会…。
    それは恭一の妻が彼に浮気調査を依頼したのがきっかけだった。
    浮気の事実を隠す代わりに、今ヶ瀬に男同士の関係を迫られ…!

    水城せとなの大人気作が、新作描きおろしを加え、新装版で登場!
    限りなく切ないアダルト・ラブストーリー。

    自分から告白したり言い寄らず受け身な恭一と恭一に片想いし続けている今ヶ瀬の男同士の関係を、流されやすい恭一に苛立ちながらも執着する今ヶ瀬と今ヶ瀬に言い寄られながらも男同士の関係になることに躊躇する恭一のドロドロの愛憎劇を、アダルトなBL描写満載で描かれていて、「失恋ショコラティエ」など相手の欠点を知っていても執着してしまったり相手に剥き出しの情熱を見せることを躊躇したりする恋愛のどうしょうもなさを描く水城せとなの作風を確立した代表作。

  73. user より:

    なんとなくくっついて幸せハッピーファンタジーではないBL。

    実際はこういうものだと思う。

    ずっと気になっていた作品。

    迷うならば読むべし。

    色々考えさせられた。

  74. user より:

    『俎上の鯉は二度跳ねる』も合わせて。
    あんまりBL読んだことないから、こう言っちゃあれですが、読んだことあるBL漫画で一番好きですよ。
  75. user より:

    とても綺麗に描いている本。

    絵が綺麗、ということもだが
    ノンケの男を堕とすサマを
    綺麗に丁寧に描いている、と感じた。

    良いお話。

  76. user より:

    後編はこちらhttp://booklog.jp/asin/4091325157

    主人公の流され侍が好きになれなきゃ萌えれないと思うw
    絵柄もすきだし、今ヶ瀬の落とし方に惚れたので出会えてよかった作品。

  77. user より:

    これも高評価だったので買ってみたシリーズ。

    水城先生は「放課後保健室」か何かを昔読んで、無理だと思った記憶しかなかったのですが、「失恋ショコラティエ」だけは買っていたのでいくか、と。

    ここまでドロドロとBLを描けるのは、水城先生の才だなあと感服しました。

    綺麗じゃないからこそ愛おしさが込み上げるというか。
    うん。

    水城先生は小学館だと分かりやすい話も描けるんだなあというか。

    描き古されてるテーマでも、水城先生が描くとこうもオリジナリティが溢れるのかというのが嬉しい驚き。

  78. user より:

    めっちゃ好き。

    映画もよかったけど、原作がやっぱ好き。

    (DVDも買ってしもた)

    言い寄られたらすぐに靡いちゃう流され侍の恭一は、取引相手に迫られて浮気している。
    そこに奥さんが依頼した探偵がやってくる。

    すでに浮気してることは探偵にばれていたが,その探偵は大学時代の後輩,今ヶ瀬だった。

    そして今ヶ瀬は奥さんに浮気の証拠をもみ消した調査報告をする代わりに、自分との関係を迫ってきて・・・

    って話。

    恭一はイケメンですが、ほんっとにクズ。
    最低。

    でも、それでも今ヶ瀬は恭一が好きで好きでどうしようもなくて、自分でもどうしていいか分からなくて・・・って気持ちが重くて、めっちゃいい!

    続編「俎上の鯉は二度跳ねる」も読まないと、この1冊だけではちょっと苦しい・・・。

  79. user より:

    少女漫画だけど少女向けの漫画じゃないというか、BL漫画だけどボーイズのラブでもないという。
    フラワーコミックスから出ていたので、始めは驚きました。

    この主人公の優柔不断さ腹立つわー!
    なんだこいつ!
    と思いながら読み進めるも、そうだったこれBLじゃなかった、と思って視点を変えると、なるほど主人公が流され侍なのも納得がいく。
    ゲイありきの世界で無くあくまで普通の、今まで同性とどうこうとか考えたこともなかった人物が突然そういう世界に巻き込まれたら、確かにこうなるかもな、という共感が後々沸いてくる。
    それでもやっぱりイライラするのは笑、作者の心情描写の上手さゆえなんでしょうね。

  80. user より:

    ゲイの後輩に迫られるノンケの話です。

    優柔不断で流されっぱなしだった恭一は結婚してからも流されて女と寝てしまうような生活だった。
    そんなとき大学のとき後輩だった今ヶ瀬に出会うが、彼は恭一の奥さんから頼まれた浮気調査の調査員で、奥さんに黙っていてほしければ、と条件を持ちかける――

    BL王道、脅しから始まる恋ですね(笑)
    流されっぱなしの恭一にも一応倫理観念があったらしく、今ヶ瀬のことはなかなか受け入れられないものの、完全に突き放すこともできずイライラする展開で物語が進みます。

    他のBLと違い絶妙な感じで女の人が絡みます。
    男女の性描写も一応あります。

    ちなみにドラマCDだと
    恭一:中村悠一
    今ヶ瀬:遊佐浩二
    だったと思います。

  81. user より:

    絵柄で回避していた作家さん(コレ多いな私)
    少女マンガの見本のような絵なのに、いろいろエグい。

    見た目綺麗な心地良い上辺だけサラッと描くのかと思いきや、下手な昼ドラよりドロドロしてて恐い。

    これが恋愛だとしたら、したくないなぁ(笑)
    脅迫してるのに、神経も寿命もすり減らして自分を捧げているようにしか見えない今ヶ瀬。

    羨ましくなんかないね。

    あんな風にすがりつきたくないね。

    でも幸せそうにしか見えないね。

  82. user より:

    心が弱ってるとき、恋に疲れたときに読むと号泣してしまう。

    水城さんの作品、どれも好きですが、これがいちばん好みかも。

    心がえぐられる~

  83. user より:

     子年にネズミの作品を。

     劇場版「脳内ポイズンベリー」→原作→「失恋ショコラティエ」とハマり、他の作品を・・・と、買いあさった結果買ってしまったらBLだったので躊躇しつつ積んでいたんだけど、子年きっかけに読了。

     本棚基準で数冊前にもBLテーマの漫画があるけれど、別に目覚めたわけではない。

     や。
    まぁ小説なんかでは以前からちょこちょこBL作品も読んでいたので抵抗はないんだけどね。

     イケメン イケメン

     主人公は超絶イケメンだから、女性にモテまくり。

     流されやすい主人公は、好きと言われるとフラフラと浮気を繰り返してしまう。

     そんな悪癖がたたり・・・。

     大学時代の後輩の男性に関係を迫られ・・・。

     ノンケ(ここではそのまま男色の気のない意味で使用しています)が、おちていく様を描いたレディコミ版純愛作品。

     レディコミ系なので、性的絡み描写は有り。

     男女の絡みも、そうじゃない方の絡みも。

  84. user より:

    セリフの言い回しや表情がとてもツボ。

    漫画なのに小説をよんでるような錯覚になりました。

  85. user より:

    BLの形を取っているが、男女の恋愛関係に置き換えたとしても、考えさせられることの多いコミックだった。

    優柔不断でいつも揺れる恭一と、諦めが悪く不器用で、でも強い愛情を持つ今ヶ瀬。

    二人の気持ちの揺れが細かく描かれていて、とても読み応えあるコミック。
    キャラクターの心理が生っぽい。

  86. user より:

    二人のすれ違いや葛藤にリアリティを感じる。

    「商業BL=ファンタジー」の私的定義を見事に覆した名作。

    イラストに惹かれ読み始めたものの、すぐに内容の深さに引き込まれハマりました。

  87. user より:

    水城さんの絵が好き
    理由は肉厚な唇
    瞳があっさり
    カクカク、シャープな線
    小さい頃に廃品回収の時に読んだおかげでもあるのだろう

    また、BLに手を出したけどこの泥沼感が好き。

    恋愛ってぐだぐだで粘着質で最悪、切ないが私の面白い基本

    ネコ専門の男で女でもいいんじゃないかと思うような主人公は個人的にそれは性同一障害とか女で普通のエロで書けばと思ってしまう。

    その点ノーマルを落とすという設定に女がちらほらと絡むのもまた好き。

  88. user より:

    初BL。
    なんだか色々衝撃的だった。

    だけど、普通の男女の恋愛と何ら代わりはなく、結婚というゴールがない分切ない。

  89. user より:

    BLを書きたかったわけではなくて、ゲイとノンケの恋愛を書きたかったのであろう作品。
    萌えを求めて読むものではないです。

    ずっしりとした読後感。
    いい漫画を読んだなあ、っていう満足感が味わいたいときはこの本だと個人的には思ってます。

    そういえば黒白グレーの恭一は脳内ポイズンベリーのもとになっているのかな。

  90. user より:

    押せ押せな後輩×流され侍な先輩。

    水城先生はドロドロした部分を余すところ無く書いてくれるからいっそ心地いいです。

    BLドリームは存在しないので読後感の甘いお話などが好きな方は要注意です。

  91. user より:

    ドロっとした、昼ドラみたいなお話。

    疲れるのに何度も読んじゃう。
    臆病な彼と、優柔不断なくせにわりとドライな彼の、つかみきれない距離感がすっごくもどかしい。

    許してくれてるような気がするけど、違う気もする。
    ……みたいな雰囲気が好き。

  92. user より:

    BLということでちょっと構えて読んだけど(ほとんど読まないので)、普通に男女間でも起こり得る恋愛だと思う。
    ドロドロだけど、ちょっといい話でなんだか意外と読後感が爽やかです。
    嫉妬は男でも女でも怖いねぇ…。
  93. user より:

     男子であり、オタク的な文化・嗜好に寄っていないってこともあり、「BL」というモノがいまいちわからないでいた。
    今回、BLの師匠に王道な作品を教えてもらったので読んでみた。

     BLとはボーイズラブ、男性の同性愛をモチーフとした小説やコミックのことをいう。
    BLといった場合の読者は、同性愛者ではなく、主に女性層をターゲットとしている。
    「やおい」と同義と思っていたが、どうやら少し違う。
    「やおい」はパロディや同性同士のエログロ、インモラルな描写などが伴い、主に同好の士を対象とした作品群であるのに対して、BLは商業的でオリジナル作品といった側面が強く出ている。
    両者に明確な区分はなく、「やおい」作品をBLという言葉で代用することも多いようだ。
    いずれも“腐女子”と呼ばれるユーザー層がターゲットで間違いないだろう。

     で、『窮鼠はチーズの夢を見る』である。
    結論から言えば、ちゃんと面白かった。
    男同士のセックスが登場するレディースコミックの作品であるが、しっかりした恋愛ドラマじゃないか。

     大伴(男)は、大学時代の後輩である今ヶ瀬(男)にある弱みを握られ、【キスまで】という条件付きでカラダを弄ばれる。
    大伴は妻のいるノンケで、今ヶ瀬はカミングアウトしていないゲイ。
    彼は大学時代から大伴のことが好きだった。
    大伴にその気はないが、妻との関係は疎遠になっており、次第に今ヶ瀬に惹かれていく。
    連作となる『俎上の鯉は二度跳ねる』で完結するのだが、性別を無視して物語を見れば、あちこちに寄り道をしながら関係を築いていく王道の恋愛ドラマである。

     とはいえ、本作はレディースコミックかつ同性愛モノだ。
    男性が読むにはなかなか骨が折れるというか、心が折れるというかw、ある程度の強い意志が必要な作品かと思う。
    本作に登場する男は少女マンガの中の“男性”で、ボーイッシュな女性と基本的に見分けがつかないぐらい、華奢でこぎれいでヒゲひとつ生えていない中性っぷりなので、なんとか耐えたw。

     女性向けのエロコミックをたくさん読んだわけじゃないが、基本的に男性向けのエロコミックとは視点が違うように感じる。
    男性向けのエロ作品は、行為による結果、反応する女性を中心に描写された一人称の視点であるのに対し、女性向けエロ作品は、行為自体の描写は俯瞰した視点で、する側とされる側の感情の描写が入り交じる傾向にあるように思う。

  94. なるほど名作

    絵は好みでは無いですが、映画化されるだけのことはありますね。
    すごく面白い。
    文章力、台詞力が高く、小説を読んでいるようです。
  95. user より:

    重いし辛いし読後もスッキリしない
    むしろもやもやと重い気分
    でも納得してしまう
  96. user より:

    めっちゃ深い。

    シリアスだけどきれい。

    大伴のグレーの存在には共感大。

    彼の確実な今ヶ瀬への歩み寄りが読めば読むほどわかった。

    「お前が怖い!

  97. user より:

    初めて読んだBL。
    でも、これ以上の作品に出会ったことがない。

    BLというより、人間の業の深さを描いてる。

  98. user より:

    実はあんまり期待してなかったんですよ、これ。

    レーベル的に。

    だけど読んでたらガッツリハマりましたw

  99. user より:

    わたしが初めて読んだ、そしてこのジャンルを切り開くキッカケとなった作品です。
    同性愛、BL、と言ったってただ人間と人間の恋愛なんだなぁ少女漫画と変わらないなぁ、と思うようになった。

    今ヶ瀬の狂愛がたまらない。

  100. user より:

    水城せとなさんが大好きで表紙買い。
    BLはそんなに読まないんですが…すごく良かった。
    なんだろう、この切なさ。
    これは、BLだからこその切なさだよなあ。
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