The Book jojo’s bizarre adventure 4th another day


乙一×『ジョジョの奇妙な冒険』の傑作が登場!
吉良吉影事件後…冬の杜王町に謎の殺人事件が発生するッ!
原作者・荒木飛呂彦をして「第四部執筆当時に目指していたものの完成形がある」と言わしめた傑作ノベライズがデジタル版で登場!

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コメント

  1. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    とても面白かった。
    JOJOという舞台が高い完成度を持っていて、読者(自分)がその風景やバックボーンを持っているからなんだろうと最初は思った。
    しかしこの乙一氏はその完成された世界を壊すことなく、この蓮見を含めた登場人物を物語の中で躍らせている。

    また漫画の中でも、一番の魅せ所とも言えるスタンド能力によるバトル、とても文章で表現していると思えない程、頭の中で描かれていくのがわかった。

    復讐を生き甲斐に生きた蓮見と、杜王町で起きた事件を追う仗助達の、本当に戦わなくてはいけないのかと思いながらも交錯していく、悲しい話でした。

    仗助との戦いはもちろん不可避だと思ってたけど、露伴と同じオチ(髪型を馬鹿にされた仗助が目に映るものが読めなかった)だったら、結構ドッチラケーとなるところでしたが、さすがにそれは無かったですね(笑)
    過去の仗助を救ったその髪型の恩人の話を蓮見がしたシーンは、作者があえて読者に軽い誘導と挑発をしたように勘ぐった程(笑)

    何にせよ、原作も含めてやはり素晴らしい。

  2. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    2013/1/5読了。
    なんとなく腑に落ちない点もあるがそれはジョジョ原作自体もそうだし、進行を妨げる程ではなく、ストーリー自体は面白かった。
    構成も凝っているし、作者と素材の相性が良いと感じた。
    ただ文章表現がいまいちというか、語彙が少ないというか、その点であまり読みやすいとはいえないか。
  3. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ひらがなが多すぎて読みにくかったのが少しマイナス。

    でも原作に忠実で安心して読めた。

    変に名前やらスタンド能力変えられると、ややこしくてたまらんから。

  4. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ四部のスピンオフ作品!
    ジョジョと乙一さんどちらも知っていたら超贅沢な作品です!
    知らなくても面白いですよ!
    オススメです!
  5. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    伏線とミスリードで徐々に引き込まれていき後半は待ったなし。
    読後すぐで消化しきれてないけど四部らしくてかつとても乙一小説だった。
  6. ジョジョが好きなんだと伝わります

    乙一さんが執筆されたということで期待していましたが、読み応えがあり面白かったです。

    またキャラの台詞等にもそこまで違和感はなく「ジョジョ」だったと思います(若干億泰がキレキレだったなという印象はありますが笑)。

    メインは主にオリジナルキャラだったので、仗助たちの大活躍を期待している人には少し物足りなさもあるかも。

    蓮見琢馬と飛来明里という小説オリジナルキャラが登場するのですが、終盤の二人の独白に思わず涙しました。
    とても魅力的なキャラだと思います。

    また読み返したいと思います。

  7. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ノベライズって結構苦手なんですが、著者があの乙一さんってことで購入。
    何も知らずに読んでたら、乙一さんもジョジョファンだったんですね。

    話の中の【切なさ】や【閉塞感】がなんともクセになって引き込まれました。
    仗助が見事に乙一ワールドにはまってて…笑 中でも一番嬉しかったのは、億泰くんがすごく活躍してたところ。

    ラストは先輩の復讐の結末に対しての康一くんの【エコーズ】の粋な行動に感動しました。

    うーん読み応えあったな~流石乙一さん。

  8. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    最近しょぼくれている私に
    会社の先輩から突然、本のプレゼント。

    ジョジョの奇妙な冒険のノベライズで、
    4部作あるうちの一冊。

    乙一さんの”The Book”だった。

    ジョジョの奇妙な冒険は全く知らないので
    どんな本なんだろう…とワクワクしながら
    読み進めた。

    初めの2ページに
    主人公の蓮見先輩と楽しそうにお喋りしている女の子が
    時を経て大切な人を殺してしまう終盤の場面から
    物語が始まりぐっと惹きつけられる。

    ストーリーの軸は
    主人公の蓮見琢馬(The Bookのスタンド使い)の父への復讐劇。

    The Bookのスタンドを持つ琢磨と
    ビルの隙間で一年間生き抜いた女性と
    杜王町で起こった殺人事件を追う広瀬、仗助、億泰の3つの話が同時進行するが

    一話毎に違う登場人物の視点で物語が
    進んでいく中でこの3つの話が交錯し
    1つのお話になっていく。

    途中からはほぼ交互に琢磨の母親と
    琢磨の視点で話が展開され、
    母視点で『生』を琢磨視点で『死』を感じられ
    そこが悲しいのに、なぜか美しい。

    ”スタンド”の戦闘シーンが
    とにかく素晴らしくて
    文章が的確で場面が自然とイメージができ
    映像で見ているような不思議な気持ちになった。

    最後の1ページまでサプライズがあり
    読後感をグググーっと良くしてくれた。

    面白かったぁ??

    本を読むとちょっと元気が出て、心落ち着く。

    読書の効果って不思議だな
    本をくれた先輩、ありがとう!

  9. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    作者は違えど、激しく静かで確かにジョジョでした!

    緩やかな展開でかなりしっかりした内容でした。

    とても濃い時間を過ごしました。

    これもTheBookのちからですね!

  10. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    正統派ミステリー小説としても、ジョジョとしてもどちらでも楽しめる内容で一気に読めた。

    アニメの方、これの映画化しないかなぁ。
    それにしてもThe BOOKは羨ましいスタンド能力・・・

  11. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    素晴らしい出来。

    ジョジョファン必見、血の繋がりもきちんと有り新たに登場するスタンドも魅力的。

    とても面白い。

  12. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    杜王町で起こった殺人事件は家にいながら
    交通事故に遭ったような状態だった
    それを追う人と追われる人の話と
    ビルとビルの隙間で生かされる女の話が
    それぞれ展開された
    ジョジョも出てきました
    そしてスタンドも
    文字だけでも楽しめました
    できればこの作品を映像や漫画でも楽しみたかったです
    あと
    ちょっと字が小さかったです
    そのためかページ数よりはボリュームあった感じです
  13. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ作品のだからって読みましたが、味付けはまぁまぁでした。

    やっぱり、作者が違えば考え方も違うんだなぁ。

  14. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの奇妙な冒険第4部の物語。
    著者の原作への愛情がひしひしと伝わってくる。
    第四部杜王町編は、日常に潜む恐怖がテーマ。
    そこにジョジョ独自の血脈の因縁が入り、この物語を構築する。

    そして、何よりこの物語はデッドマンQのように、主人公達にとっては敵となる存在が主役であることがなによりも特徴だ。

    ジョジョの第一部はこのように始まる。
    「二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めた。
    一人は泥を見た、一人は星を見た」
    この物語の主人公の母親は星を見ながら死に、主人公はまさに泥の中に生まれた。
    血筋への決着と復讐。
    人を殺すということ。

    ジョジョでは少年誌掲載ということもあり、リタイア、再起不能が多い中、この物語は死がつきまとう。
    「人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!
    人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!
    いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
    ノミと同類よォーッ!
    」というツェペリさんの言葉を意識しながらも、ノミと同類の主人公は、必死に運命に立ち向かう。
    残念ながら復讐が目的となってしまったが。

    第5部のペッシのように急激に成長しながらもそのベクトルが悲しい運命によって間違った方向に急速に進む中、この物語に「To Be Continued」は存在しない。
    筆者のジョジョへの愛情、そして荒木先生への尊敬をベースにしながらも、深く一人の人間の運命を書き連ねることは大変なことだったと思うが、きちんと成立していると思う。

    本当は星を5つつけたいところだが、ジョジョを知らないとおそらく分からない世界になってしまっている、というか楽しみが少し減ってしまうことで星ひとつ減らさせてもらった(ジョースター家の人間は星型のあざをもっているけど、この主人公は馬型だしね)のはご愛嬌ということで。

    ジョジョ好きならきっと楽しむことの出来る、そして納得することの出来る作品に仕上がっていると思う。
    ジョジョ好きならぜひ読んで欲しい。

    しかし、実は4部が好きだという人は、かなりのジョジョ通なので向き不向きはあると思うが、個人的には非常に好きな部類です。
    小説だから出来るジョジョの世界というのも非常に良かった。
    乙一さん、覚悟が!
    「言葉」でなく「心」で理解できた!

  15. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    本編外のキャラメインだが、しっかりとジョジョだった

    もっと本編のキャラを出ても良かった

  16. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    『あれを食べに行こう。
    きみのお気に入りの、あげたてで、穴があいてるやつだ。
    砂糖がまぶしてある、例のやつを』

    『きっと作家というのは、糸を編みこんで絨毯を仕立てるような仕事なのだろう。
    文字列のながい糸によって編みこまれた図形は、単純な視覚的イメージではなく、ある種の価値観であったり、言語化できない感情だったりするのだろう』

    『きみは感じたことないか、ストーリーの力を。
    一本のながい文字列が、大きくうねって、心をからめとり、遠くへつれていってくれるのを。

    『作家は【感情移入】で人を殺す』

    『パン屋でいつものドーナツを買った。
    円環状の形は、哲学的だった。

    『人間を人間たらしめる特徴は言葉だ。
    きみにそれをあたえよう。

    『おい、知ってるか。
    他人の読書を中断することくらい、重い罪はないんだぞ、虹村億泰君』

    『神様なんてものがいるのだとしたら、罪深い者を生かしておくはすがない。
    いないから、人生をかけて、自分がやるしかなかったのだ。

    『子供は今、おなかの中でこの光を見ているだろうか。
    目は見えなくとも、皮膚をすかしてぼんやりと赤く見える太陽を感じているだろうか。
    おなかの子におしえたかった。
    これからあなたの行くところには、いつもあの光がふりそそいでいるのだと。

    『生まれてから、これまで、おおくの人に会った。
    かぞえきれないほどの会話をした。
    ひとりですごした時間は、心の中で、おおくの言葉をつむいだ。
    おぼえていることに、はたして、意味があるのだろうか。
    死んでしまえば、すべての記憶は消えてしまう。
    心にうかべた感情も、どこにもたどりつくことはない。
    ただ消えてしまう。
    地面にすいこまれる水滴のように。
    だからあの少女は、小説を書こうとしたのだろうか。

  17. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    乙一すごいな!
    漫画で表現し切れない描写を巧く書いてる。
    ストーリーも面白い。
    おまけにスタンドとかの説明とかも書いてくれてるから、ジョジョ読んでくにあたって理解が深まった気がする。
    原作が漫画の小説読むのって実は初めてだから、どんなもんかな~と多少上から目線でしたが、(笑)完成度高くて読んでよかったと思える作品ですね。
  18. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ4部×乙一ミステリという感じ。

    主に3つの舞台で話が展開し、それがエンディングに向けてリンクしていきました。

    ジョジョの世界観ではあるけど、1本の独立した物語だなあという印象。

    蓮見、明里の過去があまりにむごたらしくて復讐には妥当性があると思わされました。
    そこと衝突する仗助たち。

    個人的には、蓮見と仗助の生い立ちの完全対称を思わせる一文がとても印象的でした。

  19. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ初体験が乙一の小説となりました。

    ぐいぐい引き込まれたのは乙一の手腕もあるけれど、ジョジョという原作が素晴らしいからだろうなぁと想像します。

    これは原作漫画を絶対読まなくちゃいけない!
    と思う今日この頃です。

    文庫で揃えようかなぁ。

  20. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    久しぶりの小説。

    荒木飛呂彦?乙一が面白くないわけがない。

    敵がもうちょっと強かったら良かったかな。
    そこは小説よりの設定でしたね。

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