The Book jojo’s bizarre adventure 4th another day


乙一×『ジョジョの奇妙な冒険』の傑作が登場!
吉良吉影事件後…冬の杜王町に謎の殺人事件が発生するッ!
原作者・荒木飛呂彦をして「第四部執筆当時に目指していたものの完成形がある」と言わしめた傑作ノベライズがデジタル版で登場!

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コメント

  1. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ノベライズって結構苦手なんですが、著者があの乙一さんってことで購入。
    何も知らずに読んでたら、乙一さんもジョジョファンだったんですね。

    話の中の【切なさ】や【閉塞感】がなんともクセになって引き込まれました。
    仗助が見事に乙一ワールドにはまってて…笑 中でも一番嬉しかったのは、億泰くんがすごく活躍してたところ。

    ラストは先輩の復讐の結末に対しての康一くんの【エコーズ】の粋な行動に感動しました。

    うーん読み応えあったな~流石乙一さん。

  2. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    もともと乙一のファンであるが、ジョジョも何作かふれたことがあるため、この本に対する期待は高かった。
    内容はというと、少し乙一らしからぬ描写であったが、章ごとの現在、過去の場面転換の表現のうまさやスタンドを使った戦闘シーンがとてもわかりやすく書かれていて読みやすかった。
    ジョジョファンにも乙一ファンにもオススメの一冊である。
  3. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ページをめくる手が止まらなかった!
    面白かった!

    読後感は乙一作品。
    でも読んでいたのはしっかりとジョジョの作品。

    漫画でおなじみの4部キャラはもちろん、小説オリジナルのキャラ達が杜王町という舞台でしっかりと生きていた。
    流石!
    というしかありません。

    蓮見のスタンド能力や蓮見を始めとしたキャラクターの設定もしっかり杜王町という舞台で成立していたと思います。

    ジョジョに乙一がうまく調和していて、非常に読みやすかった。

    ただ仗助を助けてくれた人物が誰なのか、というところで急に乙一氏なる者が数行解説をしていたがそこはなくても良かったかもしれない(笑)
    仗助と蓮見の戦いの上でその話を出すことは、the bookの能力上おかしくはなかったかな、と感じたが。

  4. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョをまるで知らない人間なのだが、乙一の本は読みたいので、読んでみる。

    めちゃめちゃ面白かった…!

    設定もすんなり理解できたし、世界観もとんでもないフィクションの世界ではない。

    上手くできているなあと、ひたすらに感心する。

  5. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ4部好きにはたまらん。
    漫画が独特な雰囲気なので、小説でどうなるかと思ったがまんまだった。
  6. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    本編外のキャラメインだが、しっかりとジョジョだった

    もっと本編のキャラを出ても良かった

  7. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの奇妙な冒険第4部を舞台にしたスピンオフノベライズ作品。
    著者は乙一、原作はもちろん荒木飛呂彦。

    一番好きな第4部が舞台だったので迷わず購入した。

    話の中心はオリジナルキャラクターだが仗助、康一、億泰、露伴、由花子などおなじみのキャラクターも登場する。
    トニオや鉄塔の男などファン心理をくすぐるキャラクターが出てくるのも嬉しい。
    思い入れがあるだけに登場人物の性格がかわってしまうのを心配したがそれは杞憂に終わった。
    乙一はかなり読み込んでいると思う。
    世界感は第4部そのものだ。
    小説にしたことで会話が密になるのが面白い。
    ゆっくり読める小説はやっぱり体に合っているらしい。
    漫画と変わらずに楽しんだ。

    きれいにまとまった作品だったけどジョジョファンじゃなかったら退屈なのかもしれない。

    好きな漫画やゲーム、アニメのスピンオフ作品は読書の入口にいいと思った。

    映画の原作などもいいがスピンオフ作品はなんていっても新作だ。

    初めて読む話の方が面白いに決まっている。

  8. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    原作のジョジョは未読で、アニメは見ました。

    大人気らしいですね。

    そんなジョジョ外伝的なこの本ですが、

    一冊の本としてちゃんと面白かった。
    と言う印象でした。

    ちゃんと地に足がついている。

    閉じ込められた女の話。
    犯人探しの過程、その能力の全容。
    情報の見せ方が巧みで、

    ぐいぐいと引き込まれました。
    ジョジョ、という世界とは別に。

    ジョジョ本編にも出てきたのだろうキャラクターたちも味付けが濃くて楽しめました。

    ただ、原作ファンにはどうなんだろうな?というところもありました。

    それは、仗助の髪型に迫ろうとした件。

    そういう原作で語られそうで語られなかったような、そういうことに触れないで、

    ただの番外としてやってくれたほうが、安心して楽しめるような?

    そんな風には感じました。
    おわり。

  9. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    乙一×荒木飛呂彦という最高のタッグ

    もう一つのジョジョの世界観、
    もう一つの杜王町の物語。

    乙一がジョジョ4部の小説化をしているというだけで、興味が湧いていた。

    グロテスク、ミステリー、魅力あるキャラクターたち。
    そんな乙一の他作品からも、期待出来る要素はあった。

    そんな私の期待を、この作品は大きく裏切ることとなる。

    もちろんいい意味で。

    オリジナルのキャラクターたちがいい。

    乙一ワールドなミステリーが進み、そこへジョジョ4部の面々(東方仗助、虹村億泰、岸辺露伴たち)が出演している、といった感じ。

    個人的な背景として、妊婦という立場でこの作品を読めて良かった。

    飛来明里に出会えて良かった。


    以下からはネタバレ注意!

    明里の絶望的状況で息子を出産するシーン、涙なしでは読めなかったし、母の強さを知った。

    その感覚は、私自身の中にも少しはあって、これから来るであろう出産というシーンで実感すると思うのだけど、決して大袈裟でなく、女性は覚悟することになるのだろう。

    【名前も、過去も、人間としての思考もはがれおちた。

    最後にのこったのは、産むという意思だけだった。

    物語の最後にも、もう一つの新しい命が生まれようとしていた。

    【遠くへ!
    遠くへ行くんだ!
    運命も追ってこない遠くへ!
    】と母子に広瀬康一は叫ぶ。

    受け継がれる意思、ジョジョの世界観。

    乙一ならではの世界観。

    その二つが合間見れる、素晴らしい作品だ。

    もう一回、二回と何度も読み返したい作品。

  10. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ初体験が乙一の小説となりました。

    ぐいぐい引き込まれたのは乙一の手腕もあるけれど、ジョジョという原作が素晴らしいからだろうなぁと想像します。

    これは原作漫画を絶対読まなくちゃいけない!
    と思う今日この頃です。

    文庫で揃えようかなぁ。

  11. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    素晴らしい出来。

    ジョジョファン必見、血の繋がりもきちんと有り新たに登場するスタンドも魅力的。

    とても面白い。

  12. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの奇妙な冒険第4部の物語。
    著者の原作への愛情がひしひしと伝わってくる。
    第四部杜王町編は、日常に潜む恐怖がテーマ。
    そこにジョジョ独自の血脈の因縁が入り、この物語を構築する。

    そして、何よりこの物語はデッドマンQのように、主人公達にとっては敵となる存在が主役であることがなによりも特徴だ。

    ジョジョの第一部はこのように始まる。
    「二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めた。
    一人は泥を見た、一人は星を見た」
    この物語の主人公の母親は星を見ながら死に、主人公はまさに泥の中に生まれた。
    血筋への決着と復讐。
    人を殺すということ。

    ジョジョでは少年誌掲載ということもあり、リタイア、再起不能が多い中、この物語は死がつきまとう。
    「人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!
    人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!
    いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
    ノミと同類よォーッ!
    」というツェペリさんの言葉を意識しながらも、ノミと同類の主人公は、必死に運命に立ち向かう。
    残念ながら復讐が目的となってしまったが。

    第5部のペッシのように急激に成長しながらもそのベクトルが悲しい運命によって間違った方向に急速に進む中、この物語に「To Be Continued」は存在しない。
    筆者のジョジョへの愛情、そして荒木先生への尊敬をベースにしながらも、深く一人の人間の運命を書き連ねることは大変なことだったと思うが、きちんと成立していると思う。

    本当は星を5つつけたいところだが、ジョジョを知らないとおそらく分からない世界になってしまっている、というか楽しみが少し減ってしまうことで星ひとつ減らさせてもらった(ジョースター家の人間は星型のあざをもっているけど、この主人公は馬型だしね)のはご愛嬌ということで。

    ジョジョ好きならきっと楽しむことの出来る、そして納得することの出来る作品に仕上がっていると思う。
    ジョジョ好きならぜひ読んで欲しい。

    しかし、実は4部が好きだという人は、かなりのジョジョ通なので向き不向きはあると思うが、個人的には非常に好きな部類です。
    小説だから出来るジョジョの世界というのも非常に良かった。
    乙一さん、覚悟が!
    「言葉」でなく「心」で理解できた!

  13. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    お久しぶりの乙一。
    だけど原作は荒木飛呂彦っていう人なのね。
    ともかく、ほかの人が書いたなら「何言っちゃってるの?!
    」と思うようなことでも不思議とするっと入ってくるところが乙一マジック。

    不思議な不思議なお話。

  14. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの世界観を小説で表現している、ミステリータッチのストーリー。
    軽すぎない読み応え。

    作者の原作へのリスペクトが感じられた。
    でも、漫画を読んでいないと、展開についていけないだろうなー

  15. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    異なる場面が交互に書かれていて面白かった。

    町のどこかに恐怖が潜んでいるのが杜王町らしかったし、4部好きなのでその世界観が楽しめてよかった

  16. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    正統派ミステリー小説としても、ジョジョとしてもどちらでも楽しめる内容で一気に読めた。

    アニメの方、これの映画化しないかなぁ。
    それにしてもThe BOOKは羨ましいスタンド能力・・・

  17. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    杜王町で起こった殺人事件は家にいながら
    交通事故に遭ったような状態だった
    それを追う人と追われる人の話と
    ビルとビルの隙間で生かされる女の話が
    それぞれ展開された
    ジョジョも出てきました
    そしてスタンドも
    文字だけでも楽しめました
    できればこの作品を映像や漫画でも楽しみたかったです
    あと
    ちょっと字が小さかったです
    そのためかページ数よりはボリュームあった感じです
  18. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ漫画で読みたくなった。
    当たり前だけど、感情表現も文字になるのが面白いなと思った。
    特に元が漫画だからか。
  19. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ひらがなが多すぎて読みにくかったのが少しマイナス。

    でも原作に忠実で安心して読めた。

    変に名前やらスタンド能力変えられると、ややこしくてたまらんから。

  20. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    漫画は読んだことないけど、これはむっちゃおもしろかったよ!

    漫画を読んでみる気になったけど、どうせ読まへんのやろなあ。
    やっぱり絵がなあ。
    別の人が同じ内容で書いてくれたら読むのに。
    冨樫さんとか、デスノートの人とか。

    漢字とひらがなのバランスがよくて読みやすかったね!
    乙いっちゃんさすがやね。

  21. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    とても面白かった。
    JOJOという舞台が高い完成度を持っていて、読者(自分)がその風景やバックボーンを持っているからなんだろうと最初は思った。
    しかしこの乙一氏はその完成された世界を壊すことなく、この蓮見を含めた登場人物を物語の中で躍らせている。

    また漫画の中でも、一番の魅せ所とも言えるスタンド能力によるバトル、とても文章で表現していると思えない程、頭の中で描かれていくのがわかった。

    復讐を生き甲斐に生きた蓮見と、杜王町で起きた事件を追う仗助達の、本当に戦わなくてはいけないのかと思いながらも交錯していく、悲しい話でした。

    仗助との戦いはもちろん不可避だと思ってたけど、露伴と同じオチ(髪型を馬鹿にされた仗助が目に映るものが読めなかった)だったら、結構ドッチラケーとなるところでしたが、さすがにそれは無かったですね(笑)
    過去の仗助を救ったその髪型の恩人の話を蓮見がしたシーンは、作者があえて読者に軽い誘導と挑発をしたように勘ぐった程(笑)

    何にせよ、原作も含めてやはり素晴らしい。

  22. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ノベライズって結構苦手なんですが、著者があの乙一さんってことで購入。
    何も知らずに読んでたら、乙一さんもジョジョファンだったんですね。

    話の中の【切なさ】や【閉塞感】がなんともクセになって引き込まれました。
    仗助が見事に乙一ワールドにはまってて…笑 中でも一番嬉しかったのは、億泰くんがすごく活躍してたところ。

    ラストは先輩の復讐の結末に対しての康一くんの【エコーズ】の粋な行動に感動しました。

    うーん読み応えあったな~流石乙一さん。

  23. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    本書の舞台は第4部!
    今から20年以上も前になるのかなぁと、ふと思う。

    東方仗助、虹村億泰、広瀬光一、岸辺露伴は当たり前に登場し、広瀬君の恋人やスタンド使いの料理店、鉄塔男の話まで作中で語られるので、第4部のファンは非常に懐かしい気持ちで読めると思います。

    何れにしても杜王町はスタンド使いの多い街ですね。

    本作の主人公は、その新たなるスタンド使いになります。

    岸辺露伴の年齢が二十歳というのに驚きです。

  24. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    杜王町で起こった殺人事件は家にいながら
    交通事故に遭ったような状態だった
    それを追う人と追われる人の話と
    ビルとビルの隙間で生かされる女の話が
    それぞれ展開された
    ジョジョも出てきました
    そしてスタンドも
    文字だけでも楽しめました
    できればこの作品を映像や漫画でも楽しみたかったです
    あと
    ちょっと字が小さかったです
    そのためかページ数よりはボリュームあった感じです
  25. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    スゲェ~~~
    面白かったッ!

    乙一さんらしくもありジョジョでもあり

    うまいなぁ

  26. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの奇妙な冒険が乙一執筆で甦る。
    漫画の空気感そのままに文字だけでも頭の中に広がる世界観。
    半端ない。
    先を読まずにはいられない作品。
  27. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    読んでいると周りの雑音が気にならないくらい入り込んで読めた。
    終盤の緊迫感は読んでるだけで息が苦しくなるほどだった。
    読み終わるのがもったいなかった
  28. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    乙一×荒木飛呂彦という最高のタッグ

    もう一つのジョジョの世界観、
    もう一つの杜王町の物語。

    乙一がジョジョ4部の小説化をしているというだけで、興味が湧いていた。

    グロテスク、ミステリー、魅力あるキャラクターたち。
    そんな乙一の他作品からも、期待出来る要素はあった。

    そんな私の期待を、この作品は大きく裏切ることとなる。

    もちろんいい意味で。

    オリジナルのキャラクターたちがいい。

    乙一ワールドなミステリーが進み、そこへジョジョ4部の面々(東方仗助、虹村億泰、岸辺露伴たち)が出演している、といった感じ。

    個人的な背景として、妊婦という立場でこの作品を読めて良かった。

    飛来明里に出会えて良かった。


    以下からはネタバレ注意!

    明里の絶望的状況で息子を出産するシーン、涙なしでは読めなかったし、母の強さを知った。

    その感覚は、私自身の中にも少しはあって、これから来るであろう出産というシーンで実感すると思うのだけど、決して大袈裟でなく、女性は覚悟することになるのだろう。

    【名前も、過去も、人間としての思考もはがれおちた。

    最後にのこったのは、産むという意思だけだった。

    物語の最後にも、もう一つの新しい命が生まれようとしていた。

    【遠くへ!
    遠くへ行くんだ!
    運命も追ってこない遠くへ!
    】と母子に広瀬康一は叫ぶ。

    受け継がれる意思、ジョジョの世界観。

    乙一ならではの世界観。

    その二つが合間見れる、素晴らしい作品だ。

    もう一回、二回と何度も読み返したい作品。

  29. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    久しぶりの小説。

    荒木飛呂彦?乙一が面白くないわけがない。

    敵がもうちょっと強かったら良かったかな。
    そこは小説よりの設定でしたね。

  30. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ四部を舞台にした小説。

    やっぱりこの箱庭感が好きだわ。
    乙一の書き方だからかもしれないけれど、転換はするのだけれど、動いていない感じがあっている。

    雪も茨も血も、足を止めるには足らなくて、影を縛るには重たすぎるのね。

    うん、中2。

  31. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(第四部)』のスピンオフ小説。

    でもこれは完全に乙一ワールドになっている。
    乙一は数作しか読んでいないが、彼のリリカルでダークネスな世界観とジョジョの実は結構残酷な部分が見事に合致した作品だと思う。

    もちろん四部の主要登場人物や舞台杜王町について要所要所で触れてくるので、乙一が四部をかなり読み込んで書いているのがファンならわかるだろう。

    ここに登場する新たなスタンド使いとそのスタンドもかなり面白い。
    ……といっても笑えるわけではなくて、苦悩に満ちた復讐の物語だ。
    わりと途中で物語の全貌は見えてくるのだけれど、彼が生まれ出でる発端となった事件は恐ろしく辛い。
    ラスト近く、彼が出自を知り、その場所へ向かった時のことを語る場面は切なく胸に迫った。

    最後の最後に復讐の最終形態がわかるのだが、語り部の広瀬康一は、黙って見送るしかない。

    スタンドという超能力の部分を無視してこの作品を読むことは無理であるが、原作マンガを読んだことがなくても、普通のミステリとして読めると思う。

  32. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    素晴らしい出来。

    ジョジョファン必見、血の繋がりもきちんと有り新たに登場するスタンドも魅力的。

    とても面白い。

  33. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    もともと乙一のファンであるが、ジョジョも何作かふれたことがあるため、この本に対する期待は高かった。
    内容はというと、少し乙一らしからぬ描写であったが、章ごとの現在、過去の場面転換の表現のうまさやスタンドを使った戦闘シーンがとてもわかりやすく書かれていて読みやすかった。
    ジョジョファンにも乙一ファンにもオススメの一冊である。
  34. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    異なる場面が交互に書かれていて面白かった。

    町のどこかに恐怖が潜んでいるのが杜王町らしかったし、4部好きなのでその世界観が楽しめてよかった

  35. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョラーなら1度は必ず読むべき一作。

    原作4部で描かれた「日常に潜む恐怖」を、オリジナルキャラクターを混じえながら見事に表現されている。

    前半のサスペンスな雰囲気と、後半の熱いスタンドバトルの2度楽しめる作品。

  36. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの奇妙な冒険第4部を舞台にしたスピンオフノベライズ作品。
    著者は乙一、原作はもちろん荒木飛呂彦。

    一番好きな第4部が舞台だったので迷わず購入した。

    話の中心はオリジナルキャラクターだが仗助、康一、億泰、露伴、由花子などおなじみのキャラクターも登場する。
    トニオや鉄塔の男などファン心理をくすぐるキャラクターが出てくるのも嬉しい。
    思い入れがあるだけに登場人物の性格がかわってしまうのを心配したがそれは杞憂に終わった。
    乙一はかなり読み込んでいると思う。
    世界感は第4部そのものだ。
    小説にしたことで会話が密になるのが面白い。
    ゆっくり読める小説はやっぱり体に合っているらしい。
    漫画と変わらずに楽しんだ。

    きれいにまとまった作品だったけどジョジョファンじゃなかったら退屈なのかもしれない。

    好きな漫画やゲーム、アニメのスピンオフ作品は読書の入口にいいと思った。

    映画の原作などもいいがスピンオフ作品はなんていっても新作だ。

    初めて読む話の方が面白いに決まっている。

  37. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ初体験が乙一の小説となりました。

    ぐいぐい引き込まれたのは乙一の手腕もあるけれど、ジョジョという原作が素晴らしいからだろうなぁと想像します。

    これは原作漫画を絶対読まなくちゃいけない!
    と思う今日この頃です。

    文庫で揃えようかなぁ。

  38. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    2013/1/5読了。
    なんとなく腑に落ちない点もあるがそれはジョジョ原作自体もそうだし、進行を妨げる程ではなく、ストーリー自体は面白かった。
    構成も凝っているし、作者と素材の相性が良いと感じた。
    ただ文章表現がいまいちというか、語彙が少ないというか、その点であまり読みやすいとはいえないか。
  39. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョを文書のみで書き上げるのはとても難しそうだなぁと思ったけどちゃんと世界観が壊れてなかった!

    ちょっと読み疲れてしまったけど、
    なんともいえない後味が乙一作品らしさでもあるので嫌いじゃない。

    救われないシーンもあったし完璧なハッピーエンドではなかった気もするけど、これがベストな終わり方だろうなぁ

  40. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    仗助の父親像と蓮見の父親像の対比が最高だった。
    オリジナルのスタンドも魅力的だし、過去と現在が錯綜するミステリーとして本当に面白い。
    億泰と蓮見の戦闘もカッコよかった。
    億泰のスタンドの仕組みや、雪の日に仗助を助けた謎の男のエピソードへの解釈の仕方も最高。
    ジョジョ4部の解像度が上がる。
  41. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    リングの小説版が思い起こされた。

    あれにもああいった内容があったように思う。

    いや、でもね、しんどい。
    総体として面白かったけど、読み返すのはもう勘弁かなぁ。

  42. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ四部のスピンオフ作品!
    ジョジョと乙一さんどちらも知っていたら超贅沢な作品です!
    知らなくても面白いですよ!
    オススメです!
  43. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    お久しぶりの乙一。
    だけど原作は荒木飛呂彦っていう人なのね。
    ともかく、ほかの人が書いたなら「何言っちゃってるの?!
    」と思うようなことでも不思議とするっと入ってくるところが乙一マジック。

    不思議な不思議なお話。

  44. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    最低でもジョジョ4部は読んでないと理解できにくいと思います。
    読んだことがない人は読まない方がよいですね。
    内容は、ジョジョの世界観を保ちながらも、小説家らしい、内容の濃いものでした。
    漫画の小説を読むのは初めてでしたが、とても楽しめました。
    小説が苦手な方は、YouTubeで、素人が書いた漫画が見られるので、それを見てから読んでもよいかもしれません。
    作者本人が書いたと言っても信じられるくらいの精度の漫画でしたから。
    残念ながら途中までしか描かれていないので、最後まで知りたい方は小説を読むしかないですけど。
  45. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの漫画を読んでると錯覚するくらい書き方や世界観がそのままで、すごくよかったです
  46. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    『あれを食べに行こう。
    きみのお気に入りの、あげたてで、穴があいてるやつだ。
    砂糖がまぶしてある、例のやつを』

    『きっと作家というのは、糸を編みこんで絨毯を仕立てるような仕事なのだろう。
    文字列のながい糸によって編みこまれた図形は、単純な視覚的イメージではなく、ある種の価値観であったり、言語化できない感情だったりするのだろう』

    『きみは感じたことないか、ストーリーの力を。
    一本のながい文字列が、大きくうねって、心をからめとり、遠くへつれていってくれるのを。

    『作家は【感情移入】で人を殺す』

    『パン屋でいつものドーナツを買った。
    円環状の形は、哲学的だった。

    『人間を人間たらしめる特徴は言葉だ。
    きみにそれをあたえよう。

    『おい、知ってるか。
    他人の読書を中断することくらい、重い罪はないんだぞ、虹村億泰君』

    『神様なんてものがいるのだとしたら、罪深い者を生かしておくはすがない。
    いないから、人生をかけて、自分がやるしかなかったのだ。

    『子供は今、おなかの中でこの光を見ているだろうか。
    目は見えなくとも、皮膚をすかしてぼんやりと赤く見える太陽を感じているだろうか。
    おなかの子におしえたかった。
    これからあなたの行くところには、いつもあの光がふりそそいでいるのだと。

    『生まれてから、これまで、おおくの人に会った。
    かぞえきれないほどの会話をした。
    ひとりですごした時間は、心の中で、おおくの言葉をつむいだ。
    おぼえていることに、はたして、意味があるのだろうか。
    死んでしまえば、すべての記憶は消えてしまう。
    心にうかべた感情も、どこにもたどりつくことはない。
    ただ消えてしまう。
    地面にすいこまれる水滴のように。
    だからあの少女は、小説を書こうとしたのだろうか。

  47. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    原作のジョジョは未読で、アニメは見ました。

    大人気らしいですね。

    そんなジョジョ外伝的なこの本ですが、

    一冊の本としてちゃんと面白かった。
    と言う印象でした。

    ちゃんと地に足がついている。

    閉じ込められた女の話。
    犯人探しの過程、その能力の全容。
    情報の見せ方が巧みで、

    ぐいぐいと引き込まれました。
    ジョジョ、という世界とは別に。

    ジョジョ本編にも出てきたのだろうキャラクターたちも味付けが濃くて楽しめました。

    ただ、原作ファンにはどうなんだろうな?というところもありました。

    それは、仗助の髪型に迫ろうとした件。

    そういう原作で語られそうで語られなかったような、そういうことに触れないで、

    ただの番外としてやってくれたほうが、安心して楽しめるような?

    そんな風には感じました。
    おわり。

  48. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ作品のだからって読みましたが、味付けはまぁまぁでした。

    やっぱり、作者が違えば考え方も違うんだなぁ。

  49. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ページをめくる手が止まらなかった!
    面白かった!

    読後感は乙一作品。
    でも読んでいたのはしっかりとジョジョの作品。

    漫画でおなじみの4部キャラはもちろん、小説オリジナルのキャラ達が杜王町という舞台でしっかりと生きていた。
    流石!
    というしかありません。

    蓮見のスタンド能力や蓮見を始めとしたキャラクターの設定もしっかり杜王町という舞台で成立していたと思います。

    ジョジョに乙一がうまく調和していて、非常に読みやすかった。

    ただ仗助を助けてくれた人物が誰なのか、というところで急に乙一氏なる者が数行解説をしていたがそこはなくても良かったかもしれない(笑)
    仗助と蓮見の戦いの上でその話を出すことは、the bookの能力上おかしくはなかったかな、と感じたが。

  50. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    なんでもっと早く読まなかったのかな、と思うと同時に、母になってから読めて良かったとも思いました。

    タイトル「The Book」にふさわしい重厚なストーリーでした。

  51. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョと知らず、しかもジョジョが全く分からず、乙一さんが好きで読み始めた。

    面白すぎてまじで一気見。
    ジョジョに興味を持ち始めるきっかけになった。

  52. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    面白かった
    登場人物が動いてる姿が頭の中に浮かんで、自分もその場で物語を見ている気分になれた
  53. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    伏線とミスリードで徐々に引き込まれていき後半は待ったなし。
    読後すぐで消化しきれてないけど四部らしくてかつとても乙一小説だった。
  54. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    JOJO盛り上がっていますね。
    映画化に東京ドームでアトラクション。

    本屋で見つけ「JOJO×乙一」両方好きな私は直ぐ飛びついた。

    4部の続き的位置の話。
    新たなる敵に対して、仗助、億泰、康一が挑む。
    見た物を記憶できる「The book」の能力を持つ敵の現在、過去を織り交ぜて話は進められる。

    前半は少し期待しすぎたかなー、やっぱJOJOは漫画の迫力も魅力の一つだしなー感は有ったが、後半はグイグイ話に引き込まれた。
    やはり戦闘シーンに心惹かれ、特に億泰と戦うシーンが一番良かったかもな。

    随所にJOJOの設定が織り込まれていて、著者のJOJO愛も感じたり、物語の構成はやはりさすが乙一氏と感じるもの。
    再びJOJOに触れられた喜びを満喫できた一冊。

  55. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ漫画で読みたくなった。
    当たり前だけど、感情表現も文字になるのが面白いなと思った。
    特に元が漫画だからか。
  56. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    単行本で読んでほしい、ぜったいに。

    本を読む、という行為は、
    書かれていることを追体験することでもある。

    とすると、
    浮上するのが、
    現実の体験VS読書体験

    どっちが結局自分のためなのか?

    風雪に耐え、書物として残ったものは、
    玉石混合あるにせよ
    人の考えとか哲学とか、
    知識とか経験とかが詰まってる。

    でも、読むことでそれは「体得できない」。

    一方で、自分個人が経験できることなんて
    たかがしれている。

    でも、自分で体験したことって
    とてつもなく大切で、何にも代え難いとも思う。

    うーん、甲乙つけ難い。

    こんなことを思いながら、
    また一つと小説を読んでしまうんだけれど、
    時に、グイグイ現実を侵食してくるやつがいる。

    パッと思いつくのだと、
    「ハリーポッター」しかり、
    「さまよう刃」しかり、
    「新世界より」しかり。

    自分がその場にいるような、
    息遣いや手触りや空気感を感じ取れるような。

    自分がその世界に浸かる、というよりも
    本当に今の現実が現実なの?と自問自答してしまうような。

    大げさにいうと、
    そんな感覚。

    それは、
    単行本で読むことで補強される。

    単行本であることが、とっても重要なファクターなのだ。

    是非是非、単行本で読んでみてほしい。

    とここまでつらつら書いてきたけど、
    つまるところ、ただ一つ、
    こんな本を、もっともっと読みたいなと思う。

  57. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    乙一と荒木飛呂彦のコラボ作品ということで、迷わず購入ゥゥ!

    舞台は「ジョジョの奇妙な冒険」の第四部ッ!
    そう!
    我々はこの舞台を知っているッ!
    この町をここに住む人々を知っているッッ!

    あらすじとしては、壊れた物を直すスタンド『クレイジーダイヤモンド』の持ち主、東方イ丈助の住む杜王町で、ある日“奇妙な”事件が発生する。
    その事件の第一発見者の岸辺露伴と広瀬康一が仲間と共に事件を独自に調査する。
    という流れ。
    それにしてもこの人達は本当に調査するのが大好きだね!

    全体の雰囲気は乙一っぽさがにじみ出ていて読みやすくて話の内容も面白く、スタンドバトルも描写がうまく書かれていて満足でした!

    ジョジョと乙一好きなら買っても確実に後悔はしないです。
    そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃ!

  58. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    四部も読んだことだし、とずっと積んでたのを読んだ。

    若干メタな要素があるのは、これが「The Book」の体裁をとっているからだろうなあ。
    進行形の物語というよりは、記述されたもの、という感じで。
    わざわざ挿絵風にしている荒木先生のイラストも素敵。
    文庫版で買ったけれどやはり単行本の方にしておくべきだったかな…。

    「あの人」に切り込んでいったところでは、言いやがった!
    って楽しくなった。
    「漫画のノベライズなんて同人誌」発言とか、これをやるためだったのかな、と勘繰ってみたり。

    しかし露伴はスタンド能力といい好奇心旺盛なとこといい、実に探偵に向いていると思った。

  59. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    「これまでに食べたパンの数をおぼえている人間」の話。

    うまいなぁ、と言うか、凄いなぁ、の一言。

    乙一さんの、ジョジョへの愛情も感じられます。

  60. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの奇妙な冒険第4部の物語。
    著者の原作への愛情がひしひしと伝わってくる。
    第四部杜王町編は、日常に潜む恐怖がテーマ。
    そこにジョジョ独自の血脈の因縁が入り、この物語を構築する。

    そして、何よりこの物語はデッドマンQのように、主人公達にとっては敵となる存在が主役であることがなによりも特徴だ。

    ジョジョの第一部はこのように始まる。
    「二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めた。
    一人は泥を見た、一人は星を見た」
    この物語の主人公の母親は星を見ながら死に、主人公はまさに泥の中に生まれた。
    血筋への決着と復讐。
    人を殺すということ。

    ジョジョでは少年誌掲載ということもあり、リタイア、再起不能が多い中、この物語は死がつきまとう。
    「人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!
    人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!
    いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
    ノミと同類よォーッ!
    」というツェペリさんの言葉を意識しながらも、ノミと同類の主人公は、必死に運命に立ち向かう。
    残念ながら復讐が目的となってしまったが。

    第5部のペッシのように急激に成長しながらもそのベクトルが悲しい運命によって間違った方向に急速に進む中、この物語に「To Be Continued」は存在しない。
    筆者のジョジョへの愛情、そして荒木先生への尊敬をベースにしながらも、深く一人の人間の運命を書き連ねることは大変なことだったと思うが、きちんと成立していると思う。

    本当は星を5つつけたいところだが、ジョジョを知らないとおそらく分からない世界になってしまっている、というか楽しみが少し減ってしまうことで星ひとつ減らさせてもらった(ジョースター家の人間は星型のあざをもっているけど、この主人公は馬型だしね)のはご愛嬌ということで。

    ジョジョ好きならきっと楽しむことの出来る、そして納得することの出来る作品に仕上がっていると思う。
    ジョジョ好きならぜひ読んで欲しい。

    しかし、実は4部が好きだという人は、かなりのジョジョ通なので向き不向きはあると思うが、個人的には非常に好きな部類です。
    小説だから出来るジョジョの世界というのも非常に良かった。
    乙一さん、覚悟が!
    「言葉」でなく「心」で理解できた!

  61. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの世界観を小説で表現している、ミステリータッチのストーリー。
    軽すぎない読み応え。

    作者の原作へのリスペクトが感じられた。
    でも、漫画を読んでいないと、展開についていけないだろうなー

  62. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    乙一すごいな!
    漫画で表現し切れない描写を巧く書いてる。
    ストーリーも面白い。
    おまけにスタンドとかの説明とかも書いてくれてるから、ジョジョ読んでくにあたって理解が深まった気がする。
    原作が漫画の小説読むのって実は初めてだから、どんなもんかな~と多少上から目線でしたが、(笑)完成度高くて読んでよかったと思える作品ですね。
  63. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    4部の魅力は”日常に潜む悪意”と戦うと言う非日常のシリアスさとコメディ要素のバランスにあると思っているけれど、この小説では不幸な生い立ちの敵が主体となる都合からシリアスさに特化してしまっていてその魅力をほとんど感じられなかったのが一番残念なところだった。

    また、本作オリジナルのキャラクターはみんな全然ネジが外れていなくて、変な口癖もないし、WRYYYYとか叫ばないし、”根掘り葉掘り”がどうのみたいな変な会話もしない。
    なんと言うか”普通の人がジョジョの世界に迷い込んできた”ような感じで、その違和感が最後まで抜けずに居心地が悪かった。

    復讐劇を描いたストーリー自体はそこそこ手の込んだもので面白かったし、The Bookの能力、ジョジョらしい戦闘と良い点も多いのだけど、個人的にジョジョとして楽しむことが出来なかったと言うのが正直な感想かなあ。

  64. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ4部好きにはたまらん。
    漫画が独特な雰囲気なので、小説でどうなるかと思ったがまんまだった。
  65. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョをまるで知らない人間なのだが、乙一の本は読みたいので、読んでみる。

    めちゃめちゃ面白かった…!

    設定もすんなり理解できたし、世界観もとんでもないフィクションの世界ではない。

    上手くできているなあと、ひたすらに感心する。

  66. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    “彼”には自分の全ての記憶を一冊の本にし、記述を見た者にその記憶を追体験させる能力があった。
    凄絶な出生を持つ彼の生きる目的はただ一つ。
    母を殺した、憎き父を殺すこと――吉良との死闘を終え、2000年の年明けを迎えた杜王町。
    康一と露伴は血塗れの猫を追ううちに、ある女性の死体を発見する。
    不可解な死体の状態は明らかにスタンド使いによるもの。
    仗助達はそれぞれ調査を開始する。
    果たして彼らは杜王町に潜む犯人を見つけることが出来るのか。
    そして”本”のスタンド――The Bookを持つ“彼”に待ちうける運命は。
    荒木飛呂彦の人気作品・ジョジョの奇妙な冒険 第四部・ダイヤモンドは砕けない、乙一による待望のオリジナルストーリーノベライズ。

    七部読み終わった勢いと毎週アニメがやってても四部が恋しい気持ちからすぐ書店で買って読み始めた!
     教えていただくまで全く存在を知らなかった……西尾や上遠野さんが小説書いてるのはなんとなく知ってたけど四部の小説のことなんてちっとも~ 一番好きなのに!
     しかも乙一だ!
     乙一読むの何年ぶりだろう? 少なくとも十年近くは経ってると思うけど。

    乙一も荒木先生とのThe bookの対談でジョジョファンならわかる小ネタを散りばめたら執筆が楽しくなった、同人誌を書いてるみたいだったって言ってるんですがこっちも読むのが楽しかった~ 今まで食べたパンの数とか億泰戦で出てくる三つの選択肢とか、それ以外でも四部好きにはどこを取ってもたまらなくて乙一も四部、杜王町、そこに住むの人々のことが好きなんだなーと嬉しくなった。
    さすが自分から書かせてくださいとお願いしただけあります。
    書き手の愛情を感じる作品を読むのはたまんないですね~ あ、同人誌的なノリと言えばある箇所で急にメタ的な話題になって仰け反ったわww 乙一何書いてんの!
     お前は司馬遼太郎かw って思ったけど、それが第四部を読んだ人なら誰しも気になっている、仗助を助けたあのガクランの少年は誰かってことで……これは最後の仗助VS琢馬のとこでもゆさぶる形で出てくのですごく、第四部ファンの気持ちをわかった書き手!
    おそろしいわ乙一!
    さすがに何年もかけて書いたってだけありますわよ。

    最後、と言うか結末、琢馬と千帆の辿る道はそれぞれ切なくて悲しくて、一見してみたら不幸だったりするんだけど、康一の最後のメッセージが前向きで(ほんと康一好きだ!
    )いい意味で明るさがありました。
    未来へ開けているというか、喩えて言うなら雨上りの朝のようでした。
    荒木先生は豊かさがあるって確か仰ってたけど、それも頷けます。

    琢馬VS億泰のとこもよかったなーってか億泰が経験と野生のカンを生かして戦うのがよかったw あと少し、ほんとに少し頭良くなってるよね、どこがどうとは言えないけど気持ち的にw 形兆のことも挑発するのに使っててふおおお…ってなった。
    バトル描写は小説ならではの情報量でして、マンガだと興奮してどんどん次のページめくっちゅんですけどとても冷静な気持ちで読めました。
    なんというか、静かな興奮だったかな。

    ザ・ブックは作中でもちょっと触れられてたような気がするんですが、露伴のヘブンズ・ドアーとすごく似てる能力(似てるが正反対って感じかな)なので露伴VS琢馬も読みたかったなー……と思ったけど露伴ってどう戦えばいいかわかんないなw 康一と由花子が一緒にいるシーンもありますけど康由好きとしては控えめだったので欲を言うともっとこの二人のシーン入れて欲しかったな……っていうか全体的に尺が!
    尺が足りませぬ!
    もっと書いて乙一せんせえ!
     仗助たちが琢馬と千帆と照彦の真相の全てを知らずに終わったのもちょっとしこりが残るし……でもいいのかも。
    全てを知ってるのは読者だけでいいのかも。
    いいんだろう。
    あ。
    照彦の能力がいまいちわかんないままだったけどwiki読んで納得したのであった。
    これ今の荒木先生に漫画化してもらったらダメかなあ、それかアニメ化して欲しいです。

  67. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ久しぶりに見たけどこれってどこからがオリジナル?ってぐらい馴染みすぎて怖い。

    食事シーンが乙一節とジョジョっぽさが混じっててとても良かった。
    何回も見たい。

  68. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    丹念に描かれている場面の繋がり、伏線が最後ひとまとめにビュッと結びぬかれるような、読み応え抜群の一冊。

    本編を読んだことがない人向けにも作者よりささやかな付け加えがしてあって大変読みやすい。

  69. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    スタンド名 The Book。

    コミックですらテキストに変換されて再生される能力は作家ならではの視点。

  70. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    乙一のジョジョ愛が伝わってくる作品。
    細かいネタまで丁寧に使ってきれいにまとめている。
    スタンド「The book」が戦闘向きではなさそうだったのでどんなバトルになるのかワクワクしながら読めた。
  71. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    とても面白かった。

    オリジナルキャラも個性がしっかりあって、その背景にあるストーリーも心揺さぶられるものだった。

  72. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    正統派ミステリー小説としても、ジョジョとしてもどちらでも楽しめる内容で一気に読めた。

    アニメの方、これの映画化しないかなぁ。
    それにしてもThe BOOKは羨ましいスタンド能力・・・

  73. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ひらがなが多すぎて読みにくかったのが少しマイナス。

    でも原作に忠実で安心して読めた。

    変に名前やらスタンド能力変えられると、ややこしくてたまらんから。

  74. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの漫画ゎなかなか読めなかった。
    長いし、詳しい人はとことん詳しいし‥。

    でも、乙一の描くジョジョゎ分かりやすい!

    ジョジョの漫画も読んでみようと思った。

    普通の小説としてももちろん面白い。

  75. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    本編外のキャラメインだが、しっかりとジョジョだった

    もっと本編のキャラを出ても良かった

  76. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    最近しょぼくれている私に
    会社の先輩から突然、本のプレゼント。

    ジョジョの奇妙な冒険のノベライズで、
    4部作あるうちの一冊。

    乙一さんの”The Book”だった。

    ジョジョの奇妙な冒険は全く知らないので
    どんな本なんだろう…とワクワクしながら
    読み進めた。

    初めの2ページに
    主人公の蓮見先輩と楽しそうにお喋りしている女の子が
    時を経て大切な人を殺してしまう終盤の場面から
    物語が始まりぐっと惹きつけられる。

    ストーリーの軸は
    主人公の蓮見琢馬(The Bookのスタンド使い)の父への復讐劇。

    The Bookのスタンドを持つ琢磨と
    ビルの隙間で一年間生き抜いた女性と
    杜王町で起こった殺人事件を追う広瀬、仗助、億泰の3つの話が同時進行するが

    一話毎に違う登場人物の視点で物語が
    進んでいく中でこの3つの話が交錯し
    1つのお話になっていく。

    途中からはほぼ交互に琢磨の母親と
    琢磨の視点で話が展開され、
    母視点で『生』を琢磨視点で『死』を感じられ
    そこが悲しいのに、なぜか美しい。

    ”スタンド”の戦闘シーンが
    とにかく素晴らしくて
    文章が的確で場面が自然とイメージができ
    映像で見ているような不思議な気持ちになった。

    最後の1ページまでサプライズがあり
    読後感をグググーっと良くしてくれた。

    面白かったぁ??

    本を読むとちょっと元気が出て、心落ち着く。

    読書の効果って不思議だな
    本をくれた先輩、ありがとう!

  77. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    舞台、キャラは完成してるのでどんな話が乗っかるか。
    違和感全く無しの世界観そのまま、小さなヒントから探って行くところも原作っぽく楽しめた。
    結構可哀想な目にあってるんで、もっとひどい復讐してやってもいいんでは?と思ってしまった。
    最後に行くほど悲しいもの。
  78. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    漫画からのノベライズ、しかも別の作者、という点で多少抵抗はあったが、読んでみたらすんなりとその世界に入りこみ、そして頭の中で雪の杜王町をしっかりイメージできるような素晴らしさ。
    最初の謎解き、そしてクライマックスまでそれぞれのキャラがしっかりと活かされていて、文句なし。
    ゴゴゴゴゴっていう擬音が見えるくらい!
    (あ、もしかしてエコーズの仕業か?)
  79. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョも乙一さんも好きなのですが、何となく今まで読んだことがありませんでした。
    なんて勿体ないことをしていたのか。

    第四部の新しい側面を知ることができましたし、乙一さんは流石の文章力で、魅力的にジョジョの世界を表現しており感嘆しました。
    もちろん原作を知らない方も楽しむことができると思います。
  80. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョ4部×乙一ミステリという感じ。

    主に3つの舞台で話が展開し、それがエンディングに向けてリンクしていきました。

    ジョジョの世界観ではあるけど、1本の独立した物語だなあという印象。

    蓮見、明里の過去があまりにむごたらしくて復讐には妥当性があると思わされました。
    そこと衝突する仗助たち。

    個人的には、蓮見と仗助の生い立ちの完全対称を思わせる一文がとても印象的でした。

  81. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    漫画は読んだことないけど、これはむっちゃおもしろかったよ!

    漫画を読んでみる気になったけど、どうせ読まへんのやろなあ。
    やっぱり絵がなあ。
    別の人が同じ内容で書いてくれたら読むのに。
    冨樫さんとか、デスノートの人とか。

    漢字とひらがなのバランスがよくて読みやすかったね!
    乙いっちゃんさすがやね。

  82. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    小説ならではの緻密さと頭の中で想像する楽しさがあった。
    ジョジョの世界観はそのまま。
    少し不気味な雰囲気もあり面白かった。

    乙一さんがジョジョの小説を書いていたのに驚いた。

  83. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    乙一さんが好きだったから10年前にも一度読んでる。
    ジョジョを知らない当時もそれなりに楽しめたけれど、アニメ全部見た今だからこそ一人ひとりのキャラクターや荒木先生の世界観に想いを寄せられる。
    乙一ファンとしてもジョジョファンとしても納得出来る作品。
    仗助達と10年越しに出逢えて嬉しい。

    ザ ブック(自分の体験を記録される本型スタンド。
    ページを開くことで追体験できる。
    )自分は忘れっぽいから、あったら便利だろうな。
    だけど、同じ事柄でも時間が経つことで客観視出来ることもあるから、何度も追体験をしていたらかなり自閉的な性格になりそう。
    同じようなスタンドなら岸辺露伴のヘブンズドアーを使えるようになってみたい。

  84. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    こんなに物語のコントラストを痛烈に感じた小説は初めて読みました。

    あまりにも美しくて悲しい物語にジョジョの覚悟が挑むって感じ。

    物凄くジョジョに対するオマージュが見える作品で痺れました。

  85. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    初めて乙一作品を読んだが,平仮名が多くてただただ読みにくい.他作品を読もうとは思わない.ジョジョ好きでも苦痛だった.
  86. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    すっっごく面白かった。
    ジョジョにこの一ヶ月であっという間にハマってアニメをみたあとにこれを読んだのだけど、乙一と杜王町のこの親和性の高さに痺れてしまったー!
    杜王朝はその地域の煮凝りみたいな悪と正義の心をもつジョースター家の戦いの舞台で、杜王朝のホラーチックな不気味さが大好きだった(岸辺露伴シリーズにも繋がるホラー味)。
    その雰囲気がまさに乙一の語り口調とそこで起こった一連の出来事に見事にマッチしていてさすがだなーと一息に読んでしまった。

    この作者と原作の最強マッチ具合への胸の高鳴りには相反して、読後はしめやかに本を閉じた。
    登場する人物それぞれの哀愁と、ある意味救いでありある意味で地獄であるようなエンディング。

    ジョジョの四部では運命に翻弄されながらも、それに意思で打ち勝つ描写が胸を熱くするけど、この話の中で、エンディングの描写は悪とされる人に対してある意味運命に勝ったと言えるんじゃないかな…その人にとってはという視点で言えば。

    それがジョジョらしい(にわかですが愛はある!
    )。

    あとは乙一のねっとりしながらさっぱりしてる絶妙な文章で、杜王朝で生きる人たち、露伴先生、康一くん、仗助、億泰を読めることが幸せだった。
    漫画とアニメだとどちらかというと激しさが現れる(戦う人たちの話だし)だけど、このお話だと彼らの日常的な部分、静かな部分が垣間見れた気がした。
    切り取り方が違うと見え方も違うし、大御所による二次創作のセンスをここに見たり!
    でした。

  87. ジョジョが好きなんだと伝わります

    乙一さんが執筆されたということで期待していましたが、読み応えがあり面白かったです。

    またキャラの台詞等にもそこまで違和感はなく「ジョジョ」だったと思います(若干億泰がキレキレだったなという印象はありますが笑)。

    メインは主にオリジナルキャラだったので、仗助たちの大活躍を期待している人には少し物足りなさもあるかも。

    蓮見琢馬と飛来明里という小説オリジナルキャラが登場するのですが、終盤の二人の独白に思わず涙しました。
    とても魅力的なキャラだと思います。

    また読み返したいと思います。

  88. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    今まで読んだジャンプ小説の中で1番面白かったレベルの感動 10ページ読んでからの引き込まれ方えぐすぎ
    四部の余白ってすごいんだな…露伴が便利キャラなのもあるけどちゃんと仗助が主人公だし、オリキャラの人生と仗助の人生の絡み方うますぎて、マジでみんな読んだ方がいいやつ

    良質な二次創作どころではない
    小説でしか描けない方法でジョジョ四部ワールドの別側面を見せつけられた

  89. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    第四部を全部読んでからの再読だったため、以前第四部を読む前にこの本を読んだときよりもキャラが身近に感じられました。
    最後の決着は、時間的に余裕がなかったということ? 原作と比べると心理的な駆け引きがちょっと分かりにくかったかな。
  90. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    作者は違えど、激しく静かで確かにジョジョでした!

    緩やかな展開でかなりしっかりした内容でした。

    とても濃い時間を過ごしました。

    これもTheBookのちからですね!

  91. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    漫画は読んだことないけど、これはむっちゃおもしろかったよ!

    漫画を読んでみる気になったけど、どうせ読まへんのやろなあ。
    やっぱり絵がなあ。
    別の人が同じ内容で書いてくれたら読むのに。
    冨樫さんとか、デスノートの人とか。

    漢字とひらがなのバランスがよくて読みやすかったね!
    乙いっちゃんさすがやね。

  92. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ひらがなが多すぎて読みにくかったのが少しマイナス。

    でも原作に忠実で安心して読めた。

    変に名前やらスタンド能力変えられると、ややこしくてたまらんから。

  93. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    乙一すごいな!
    漫画で表現し切れない描写を巧く書いてる。
    ストーリーも面白い。
    おまけにスタンドとかの説明とかも書いてくれてるから、ジョジョ読んでくにあたって理解が深まった気がする。
    原作が漫画の小説読むのって実は初めてだから、どんなもんかな~と多少上から目線でしたが、(笑)完成度高くて読んでよかったと思える作品ですね。
  94. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    素晴らしい出来。

    ジョジョファン必見、血の繋がりもきちんと有り新たに登場するスタンドも魅力的。

    とても面白い。

  95. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventu

    すっっごく面白かった。
    ジョジョにこの一ヶ月であっという間にハマってアニメをみたあとにこれを読んだのだけど、乙一と杜王町のこの親和性の高さに痺れてしまったー!
    杜王朝はその地域の煮凝りみたいな悪と正義の心をもつジョースター家の戦いの舞台で、杜王朝のホラーチックな不気味さが大好きだった(岸辺露伴シリーズにも繋がるホラー味)。
    その雰囲気がまさに乙一の語り口調とそこで起こった一連の出来事に見事にマッチしていてさすがだなーと一息に読んでしまった。

    この作者と原作の最強マッチ具合への胸の高鳴りには相反して、読後はしめやかに本を閉じた。
    登場する人物それぞれの哀愁と、ある意味救いでありある意味で地獄であるようなエンディング。

    ジョジョの四部では運命に翻弄されながらも、それに意思で打ち勝つ描写が胸を熱くするけど、この話の中で、エンディングの描写は悪とされる人に対してある意味運命に勝ったと言えるんじゃないかな…その人にとってはという視点で言えば。

    それがジョジョらしい(にわかですが愛はある!
    )。

    あとは乙一のねっとりしながらさっぱりしてる絶妙な文章で、杜王朝で生きる人たち、露伴先生、康一くん、仗助、億泰を読めることが幸せだった。
    漫画とアニメだとどちらかというと激しさが現れる(戦う人たちの話だし)だけど、このお話だと彼らの日常的な部分、静かな部分が垣間見れた気がした。
    切り取り方が違うと見え方も違うし、大御所による二次創作のセンスをここに見たり!
    でした。

  96. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    スゲェ~~~
    面白かったッ!

    乙一さんらしくもありジョジョでもあり

    うまいなぁ

  97. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    最低でもジョジョ4部は読んでないと理解できにくいと思います。
    読んだことがない人は読まない方がよいですね。
    内容は、ジョジョの世界観を保ちながらも、小説家らしい、内容の濃いものでした。
    漫画の小説を読むのは初めてでしたが、とても楽しめました。
    小説が苦手な方は、YouTubeで、素人が書いた漫画が見られるので、それを見てから読んでもよいかもしれません。
    作者本人が書いたと言っても信じられるくらいの精度の漫画でしたから。
    残念ながら途中までしか描かれていないので、最後まで知りたい方は小説を読むしかないですけど。
  98. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    もともと乙一のファンであるが、ジョジョも何作かふれたことがあるため、この本に対する期待は高かった。
    内容はというと、少し乙一らしからぬ描写であったが、章ごとの現在、過去の場面転換の表現のうまさやスタンドを使った戦闘シーンがとてもわかりやすく書かれていて読みやすかった。
    ジョジョファンにも乙一ファンにもオススメの一冊である。
  99. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    ジョジョの奇妙な冒険が乙一執筆で甦る。
    漫画の空気感そのままに文字だけでも頭の中に広がる世界観。
    半端ない。
    先を読まずにはいられない作品。
  100. user より:
    The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~ (集英社

    原作のジョジョは未読で、アニメは見ました。

    大人気らしいですね。

    そんなジョジョ外伝的なこの本ですが、

    一冊の本としてちゃんと面白かった。
    と言う印象でした。

    ちゃんと地に足がついている。

    閉じ込められた女の話。
    犯人探しの過程、その能力の全容。
    情報の見せ方が巧みで、

    ぐいぐいと引き込まれました。
    ジョジョ、という世界とは別に。

    ジョジョ本編にも出てきたのだろうキャラクターたちも味付けが濃くて楽しめました。

    ただ、原作ファンにはどうなんだろうな?というところもありました。

    それは、仗助の髪型に迫ろうとした件。

    そういう原作で語られそうで語られなかったような、そういうことに触れないで、

    ただの番外としてやってくれたほうが、安心して楽しめるような?

    そんな風には感じました。
    おわり。

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