ジョン・F・ケネディ空港から見えたNYは黄砂に覆われている。
私―モハメド・アヴドゥル―の目的は、マンハッタン島にひそむという、一匹の野良犬を捕獲することだった。
ある’恐ろしい男’より先に。
野良犬は、珈琲味のチューインガムが好物らしく、不思議な力で盗みを働く。
犬種はボストンテリア。
その犬の名は『イギー』……。
間違いなくスタンド使いだ。
『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の前日譚を乙一が小説化!
イギーとアヴドゥルの出会いが描かれる!
ジョン・F・ケネディ空港から見えたNYは黄砂に覆われている。
私―モハメド・アヴドゥル―の目的は、マンハッタン島にひそむという、一匹の野良犬を捕獲することだった。
ある’恐ろしい男’より先に。
野良犬は、珈琲味のチューインガムが好物らしく、不思議な力で盗みを働く。
犬種はボストンテリア。
その犬の名は『イギー』……。
間違いなくスタンド使いだ。
『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の前日譚を乙一が小説化!
イギーとアヴドゥルの出会いが描かれる!
コメント
野良犬イギー
やっぱり過去でも3部でもイギーが可哀想だぁ。
挿絵が一杯あって漫画のあの独特なタッチのイギーが見れて良。
本自体もコーヒーガムぽくなっててお洒落。
野良犬イギー
やっぱり第3部は面白い。
野良犬イギー
最後のアヴドゥルとイギーの決戦が魅力的だったぐらいで、他に新たな発見があったかというと、そこまでのものはなかったのかな、という感想か。
イギーのお話ではあるけど、語り手はアヴドゥルなのでイギーの心情は見られないのが残念でした。
まあ、イギーの精神というのは、エジプトでペットショップと戦ったことで変化していったと思うので、マンハッタンの頃に新たに見るものはなかったのかもしれない。
イギーの黄金の精神は、ペットショップ戦後ですからね。
「野良犬イギー」後にヴァニラ・アイス戦を読むと、己の身を犠牲にすることで勝利を得ようとした彼の覚悟の強さが、より強く響くのかもしれない。
独立不羈を己の信条としつつも、仲間の為に命を投げ出すことも厭わないという精神性を持つに至ったイギー。
アヴドゥルに捕まらずにいたら、彼の人生がどうなっていたかはわからないけども、死に様が生き様という言説に従うならば、覚悟と誇りの人生は歩まなかっただろうな、と思います。
野良犬イギー
マンハッタンの害獣駆除業者に同じ内容の依頼が何件も舞い込む。
曰く、野良犬のボストンテリアが店を荒らしてコーヒーガムを盗んでいくというものだ。
しかし、その行動をスピードワゴン財団が分析すると野良犬自信がスタンド使いである可能性が高い。
そこでアブドゥルが調査の依頼を受けることになった。
害獣駆除業者に相乗りしての調査の過程で、この野良犬を追い詰めた。
しかし、追い詰めたと思った先の路地は壁があった。
浮浪者が指さした先、その壁を触ってみるとサラサラと崩れ、砂が壁を擬態していて、その先に野良犬がいた。
野良犬の名前はイギー。
かつて富豪に飼われていたが、今はマンハッタンの野良犬の王としてふるまっている。
DIOに利用される前にイギーを確保したいが、イギーはアブドゥルから逃げ回る。
野良犬イギー
20年前に読んでそう思ったけどぜんぜん成長してなかった。
もう少しちゃんとした小説家にスピンオフ頼めないもんかな。
著者がジョジョ好きなようで、イギーとアブドゥルのスタンド能力についての掘り下げはすごくよかった。
流砂を作っちゃうとか、流砂を焼いて結晶させちゃうとか、スタンド能力について考察を重ねて能力の運用の発展的な解釈を行なっている。
すごく面白かったし、著者のジョジョ愛が伝わってきた。
逆にいうと、面白いのってスタンド戦の部分だけなんだよね。
アブドゥルの知られざる内面が深掘りされるわけでもなく。
前歴的な部分もありきたりだし、アブドゥルの内面もわりと浅いおっさんだなーって感じ。
ジョセフのスタンドの解釈は面白かった。
やはりスタンド能力への思い入れが強い方なのかな。
野良犬イギー
ボストンテリアのイギーがいとおしく思えた。
可愛がってあげたら、イギーだって利口な犬だから、懐いて、人間といい関係でいられたのに。
砂を扱うイギーと、炎を扱う占い師との戦い。
火傷したイギーは助けられ、研究所で保護され、野良犬ではなくなった。
まだ心を許さないが、いつかお互い協力して仕事のパートナーになりそうな予感。
野良犬イギー
マンハッタン島に住む野良犬のイギーは砂のスタンド「愚者」を操り人間を小馬鹿にして暮らしていた。
そんな中でアブドゥルがディオに捕えられる前に懐柔しようとするが。
ストーリーとしては驚きもなくスピンオフなので漫画の幕間という感じ。
イギーとアブドゥルが戦うシーンは文字でもスタンド同士の戦いが分かって面白かった。
ストーリーに驚きがない事で-1。
野良犬イギー
と、新たな視点で読めた1冊でした!
原作(マンガ)では見れない犬っぽい1面も沢山あって可愛かったです(^^♪
野良犬イギー
良くも悪くも乙一先生ェ!
って感じの流れだったので、正直なところ乙一先生の本が苦手な方は内容が入ってこない気がする(私は苦手とまではいかないけど、The BOOKで「この人の文章ひたすら目が滑るな……」と思った)
3部原作開始直前にアヴドゥルがイギーを捕まえる話inニューヨーク。
「原作開始前にこんなことあったんだね。
ふーん。
」というのが感想の全てって感じ。
個人的にはアヴドゥルの両親の話が出てくるところと、イギー捕獲後に害獣駆除業者と仲良くビール飲んでるシーンが良かったなと思いました。
野良犬イギー
イギーとアヴドゥルの出会いが
描かれているのですが、
ジョジョ×乙一さんの作品は
毎回読みやすくてサクサクと読めました.
挿絵で挟まれるイギーと
表紙を外したときにいるイギーも
見たことある絵でもやっぱり可愛いですし、
読んでると3部を読み返したくなるし、
イギーの戦いを思い出して
やっぱりイギーいいなって思える小説でした.
THE BOOKの方が内容的には
濃い感じはありますが
ジョジョファンであれば十分
楽しめると思います.
おまけでついてきたしおりも
可愛いくてお気に入り.
野良犬イギー
途中のページの所々にキャラクターの絵がそのシーンに合わせて描かれていてジョジョファンにはたまらない一冊だと思う。
特に3部のストーリー前の話でジョジョあるあるだが、主要キャラの出会いがどういったものなのかが詳しく描かれており良かった。
野良犬イギー
どちらもスタンドパワーが半端じゃない。
原作のイギーの絵が挿絵として沢山使われている。
初期と終盤のイギーの絵がごちゃごちゃに出てきて、それだけで面白い。
野良犬イギー
昨年はみなさまのおかげで、これまで知らなかった新しい作家さんや本に触れることができました。
ありがとうございます。
年明け一冊目は久しぶりの乙一さんです。
「JOJO」??乙一!
第3部の前日譚。
犬のイギーとアヴドゥルの出会いの話です。
なんだろう。
乙一さんだけど、しっかり荒木飛呂彦さんというか。
ちょっと不思議な感覚の本でした。
イギーのスタンド、ザ・フールが「アギャギーッ!
」と叫ぶとか。
荒木さんが乗り移ったような感じだけれど、話の雰囲気はやっぱり乙一さん、みたいな。
乙一さんが荒木さんに、だいぶ寄った感じがします。
荒木飛呂彦さんのイラストがたくさん載っていて、絵本のようでした。
JOJOは読んだことがある程度ですが、楽しめました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(о´∀`о)
野良犬イギー
マンハッタンの害獣駆除業者に同じ内容の依頼が何件も舞い込む。
曰く、野良犬のボストンテリアが店を荒らしてコーヒーガムを盗んでいくというものだ。
しかし、その行動をスピードワゴン財団が分析すると野良犬自信がスタンド使いである可能性が高い。
そこでアブドゥルが調査の依頼を受けることになった。
害獣駆除業者に相乗りしての調査の過程で、この野良犬を追い詰めた。
しかし、追い詰めたと思った先の路地は壁があった。
浮浪者が指さした先、その壁を触ってみるとサラサラと崩れ、砂が壁を擬態していて、その先に野良犬がいた。
野良犬の名前はイギー。
かつて富豪に飼われていたが、今はマンハッタンの野良犬の王としてふるまっている。
DIOに利用される前にイギーを確保したいが、イギーはアブドゥルから逃げ回る。
野良犬イギー
と、新たな視点で読めた1冊でした!
原作(マンガ)では見れない犬っぽい1面も沢山あって可愛かったです(^^♪
野良犬イギー
マンハッタン島に住む野良犬のイギーは砂のスタンド「愚者」を操り人間を小馬鹿にして暮らしていた。
そんな中でアブドゥルがディオに捕えられる前に懐柔しようとするが。
ストーリーとしては驚きもなくスピンオフなので漫画の幕間という感じ。
イギーとアブドゥルが戦うシーンは文字でもスタンド同士の戦いが分かって面白かった。
ストーリーに驚きがない事で-1。
野良犬イギー
良くも悪くも乙一先生ェ!
って感じの流れだったので、正直なところ乙一先生の本が苦手な方は内容が入ってこない気がする(私は苦手とまではいかないけど、The BOOKで「この人の文章ひたすら目が滑るな……」と思った)
3部原作開始直前にアヴドゥルがイギーを捕まえる話inニューヨーク。
「原作開始前にこんなことあったんだね。
ふーん。
」というのが感想の全てって感じ。
個人的にはアヴドゥルの両親の話が出てくるところと、イギー捕獲後に害獣駆除業者と仲良くビール飲んでるシーンが良かったなと思いました。
野良犬イギー
どちらもスタンドパワーが半端じゃない。
原作のイギーの絵が挿絵として沢山使われている。
初期と終盤のイギーの絵がごちゃごちゃに出てきて、それだけで面白い。
野良犬イギー
最後のアヴドゥルとイギーの決戦が魅力的だったぐらいで、他に新たな発見があったかというと、そこまでのものはなかったのかな、という感想か。
イギーのお話ではあるけど、語り手はアヴドゥルなのでイギーの心情は見られないのが残念でした。
まあ、イギーの精神というのは、エジプトでペットショップと戦ったことで変化していったと思うので、マンハッタンの頃に新たに見るものはなかったのかもしれない。
イギーの黄金の精神は、ペットショップ戦後ですからね。
「野良犬イギー」後にヴァニラ・アイス戦を読むと、己の身を犠牲にすることで勝利を得ようとした彼の覚悟の強さが、より強く響くのかもしれない。
独立不羈を己の信条としつつも、仲間の為に命を投げ出すことも厭わないという精神性を持つに至ったイギー。
アヴドゥルに捕まらずにいたら、彼の人生がどうなっていたかはわからないけども、死に様が生き様という言説に従うならば、覚悟と誇りの人生は歩まなかっただろうな、と思います。
野良犬イギー
イギーとアヴドゥルの出会いが
描かれているのですが、
ジョジョ×乙一さんの作品は
毎回読みやすくてサクサクと読めました.
挿絵で挟まれるイギーと
表紙を外したときにいるイギーも
見たことある絵でもやっぱり可愛いですし、
読んでると3部を読み返したくなるし、
イギーの戦いを思い出して
やっぱりイギーいいなって思える小説でした.
THE BOOKの方が内容的には
濃い感じはありますが
ジョジョファンであれば十分
楽しめると思います.
おまけでついてきたしおりも
可愛いくてお気に入り.
野良犬イギー
途中のページの所々にキャラクターの絵がそのシーンに合わせて描かれていてジョジョファンにはたまらない一冊だと思う。
特に3部のストーリー前の話でジョジョあるあるだが、主要キャラの出会いがどういったものなのかが詳しく描かれており良かった。
野良犬イギー
やっぱり過去でも3部でもイギーが可哀想だぁ。
挿絵が一杯あって漫画のあの独特なタッチのイギーが見れて良。
本自体もコーヒーガムぽくなっててお洒落。
野良犬イギー
やっぱり第3部は面白い。
野良犬イギー
ボストンテリアのイギーがいとおしく思えた。
可愛がってあげたら、イギーだって利口な犬だから、懐いて、人間といい関係でいられたのに。
砂を扱うイギーと、炎を扱う占い師との戦い。
火傷したイギーは助けられ、研究所で保護され、野良犬ではなくなった。
まだ心を許さないが、いつかお互い協力して仕事のパートナーになりそうな予感。
野良犬イギー
20年前に読んでそう思ったけどぜんぜん成長してなかった。
もう少しちゃんとした小説家にスピンオフ頼めないもんかな。
著者がジョジョ好きなようで、イギーとアブドゥルのスタンド能力についての掘り下げはすごくよかった。
流砂を作っちゃうとか、流砂を焼いて結晶させちゃうとか、スタンド能力について考察を重ねて能力の運用の発展的な解釈を行なっている。
すごく面白かったし、著者のジョジョ愛が伝わってきた。
逆にいうと、面白いのってスタンド戦の部分だけなんだよね。
アブドゥルの知られざる内面が深掘りされるわけでもなく。
前歴的な部分もありきたりだし、アブドゥルの内面もわりと浅いおっさんだなーって感じ。
ジョセフのスタンドの解釈は面白かった。
やはりスタンド能力への思い入れが強い方なのかな。
野良犬イギー
昨年はみなさまのおかげで、これまで知らなかった新しい作家さんや本に触れることができました。
ありがとうございます。
年明け一冊目は久しぶりの乙一さんです。
「JOJO」??乙一!
第3部の前日譚。
犬のイギーとアヴドゥルの出会いの話です。
なんだろう。
乙一さんだけど、しっかり荒木飛呂彦さんというか。
ちょっと不思議な感覚の本でした。
イギーのスタンド、ザ・フールが「アギャギーッ!
」と叫ぶとか。
荒木さんが乗り移ったような感じだけれど、話の雰囲気はやっぱり乙一さん、みたいな。
乙一さんが荒木さんに、だいぶ寄った感じがします。
荒木飛呂彦さんのイラストがたくさん載っていて、絵本のようでした。
JOJOは読んだことがある程度ですが、楽しめました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(о´∀`о)
野良犬イギー
と、新たな視点で読めた1冊でした!
原作(マンガ)では見れない犬っぽい1面も沢山あって可愛かったです(^^♪
野良犬イギー
昨年はみなさまのおかげで、これまで知らなかった新しい作家さんや本に触れることができました。
ありがとうございます。
年明け一冊目は久しぶりの乙一さんです。
「JOJO」??乙一!
第3部の前日譚。
犬のイギーとアヴドゥルの出会いの話です。
なんだろう。
乙一さんだけど、しっかり荒木飛呂彦さんというか。
ちょっと不思議な感覚の本でした。
イギーのスタンド、ザ・フールが「アギャギーッ!
」と叫ぶとか。
荒木さんが乗り移ったような感じだけれど、話の雰囲気はやっぱり乙一さん、みたいな。
乙一さんが荒木さんに、だいぶ寄った感じがします。
荒木飛呂彦さんのイラストがたくさん載っていて、絵本のようでした。
JOJOは読んだことがある程度ですが、楽しめました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(о´∀`о)
野良犬イギー
マンハッタンの害獣駆除業者に同じ内容の依頼が何件も舞い込む。
曰く、野良犬のボストンテリアが店を荒らしてコーヒーガムを盗んでいくというものだ。
しかし、その行動をスピードワゴン財団が分析すると野良犬自信がスタンド使いである可能性が高い。
そこでアブドゥルが調査の依頼を受けることになった。
害獣駆除業者に相乗りしての調査の過程で、この野良犬を追い詰めた。
しかし、追い詰めたと思った先の路地は壁があった。
浮浪者が指さした先、その壁を触ってみるとサラサラと崩れ、砂が壁を擬態していて、その先に野良犬がいた。
野良犬の名前はイギー。
かつて富豪に飼われていたが、今はマンハッタンの野良犬の王としてふるまっている。
DIOに利用される前にイギーを確保したいが、イギーはアブドゥルから逃げ回る。
野良犬イギー
20年前に読んでそう思ったけどぜんぜん成長してなかった。
もう少しちゃんとした小説家にスピンオフ頼めないもんかな。
著者がジョジョ好きなようで、イギーとアブドゥルのスタンド能力についての掘り下げはすごくよかった。
流砂を作っちゃうとか、流砂を焼いて結晶させちゃうとか、スタンド能力について考察を重ねて能力の運用の発展的な解釈を行なっている。
すごく面白かったし、著者のジョジョ愛が伝わってきた。
逆にいうと、面白いのってスタンド戦の部分だけなんだよね。
アブドゥルの知られざる内面が深掘りされるわけでもなく。
前歴的な部分もありきたりだし、アブドゥルの内面もわりと浅いおっさんだなーって感じ。
ジョセフのスタンドの解釈は面白かった。
やはりスタンド能力への思い入れが強い方なのかな。
野良犬イギー
途中のページの所々にキャラクターの絵がそのシーンに合わせて描かれていてジョジョファンにはたまらない一冊だと思う。
特に3部のストーリー前の話でジョジョあるあるだが、主要キャラの出会いがどういったものなのかが詳しく描かれており良かった。
野良犬イギー
マンハッタン島に住む野良犬のイギーは砂のスタンド「愚者」を操り人間を小馬鹿にして暮らしていた。
そんな中でアブドゥルがディオに捕えられる前に懐柔しようとするが。
ストーリーとしては驚きもなくスピンオフなので漫画の幕間という感じ。
イギーとアブドゥルが戦うシーンは文字でもスタンド同士の戦いが分かって面白かった。
ストーリーに驚きがない事で-1。
野良犬イギー
良くも悪くも乙一先生ェ!
って感じの流れだったので、正直なところ乙一先生の本が苦手な方は内容が入ってこない気がする(私は苦手とまではいかないけど、The BOOKで「この人の文章ひたすら目が滑るな……」と思った)
3部原作開始直前にアヴドゥルがイギーを捕まえる話inニューヨーク。
「原作開始前にこんなことあったんだね。
ふーん。
」というのが感想の全てって感じ。
個人的にはアヴドゥルの両親の話が出てくるところと、イギー捕獲後に害獣駆除業者と仲良くビール飲んでるシーンが良かったなと思いました。
野良犬イギー
最後のアヴドゥルとイギーの決戦が魅力的だったぐらいで、他に新たな発見があったかというと、そこまでのものはなかったのかな、という感想か。
イギーのお話ではあるけど、語り手はアヴドゥルなのでイギーの心情は見られないのが残念でした。
まあ、イギーの精神というのは、エジプトでペットショップと戦ったことで変化していったと思うので、マンハッタンの頃に新たに見るものはなかったのかもしれない。
イギーの黄金の精神は、ペットショップ戦後ですからね。
「野良犬イギー」後にヴァニラ・アイス戦を読むと、己の身を犠牲にすることで勝利を得ようとした彼の覚悟の強さが、より強く響くのかもしれない。
独立不羈を己の信条としつつも、仲間の為に命を投げ出すことも厭わないという精神性を持つに至ったイギー。
アヴドゥルに捕まらずにいたら、彼の人生がどうなっていたかはわからないけども、死に様が生き様という言説に従うならば、覚悟と誇りの人生は歩まなかっただろうな、と思います。
野良犬イギー
やっぱり過去でも3部でもイギーが可哀想だぁ。
挿絵が一杯あって漫画のあの独特なタッチのイギーが見れて良。
本自体もコーヒーガムぽくなっててお洒落。
野良犬イギー
イギーとアヴドゥルの出会いが
描かれているのですが、
ジョジョ×乙一さんの作品は
毎回読みやすくてサクサクと読めました.
挿絵で挟まれるイギーと
表紙を外したときにいるイギーも
見たことある絵でもやっぱり可愛いですし、
読んでると3部を読み返したくなるし、
イギーの戦いを思い出して
やっぱりイギーいいなって思える小説でした.
THE BOOKの方が内容的には
濃い感じはありますが
ジョジョファンであれば十分
楽しめると思います.
おまけでついてきたしおりも
可愛いくてお気に入り.
野良犬イギー
ボストンテリアのイギーがいとおしく思えた。
可愛がってあげたら、イギーだって利口な犬だから、懐いて、人間といい関係でいられたのに。
砂を扱うイギーと、炎を扱う占い師との戦い。
火傷したイギーは助けられ、研究所で保護され、野良犬ではなくなった。
まだ心を許さないが、いつかお互い協力して仕事のパートナーになりそうな予感。
野良犬イギー
やっぱり第3部は面白い。
野良犬イギー
どちらもスタンドパワーが半端じゃない。
原作のイギーの絵が挿絵として沢山使われている。
初期と終盤のイギーの絵がごちゃごちゃに出てきて、それだけで面白い。
野良犬イギー
良くも悪くも乙一先生ェ!
って感じの流れだったので、正直なところ乙一先生の本が苦手な方は内容が入ってこない気がする(私は苦手とまではいかないけど、The BOOKで「この人の文章ひたすら目が滑るな……」と思った)
3部原作開始直前にアヴドゥルがイギーを捕まえる話inニューヨーク。
「原作開始前にこんなことあったんだね。
ふーん。
」というのが感想の全てって感じ。
個人的にはアヴドゥルの両親の話が出てくるところと、イギー捕獲後に害獣駆除業者と仲良くビール飲んでるシーンが良かったなと思いました。
野良犬イギー
と、新たな視点で読めた1冊でした!
原作(マンガ)では見れない犬っぽい1面も沢山あって可愛かったです(^^♪
野良犬イギー
最後のアヴドゥルとイギーの決戦が魅力的だったぐらいで、他に新たな発見があったかというと、そこまでのものはなかったのかな、という感想か。
イギーのお話ではあるけど、語り手はアヴドゥルなのでイギーの心情は見られないのが残念でした。
まあ、イギーの精神というのは、エジプトでペットショップと戦ったことで変化していったと思うので、マンハッタンの頃に新たに見るものはなかったのかもしれない。
イギーの黄金の精神は、ペットショップ戦後ですからね。
「野良犬イギー」後にヴァニラ・アイス戦を読むと、己の身を犠牲にすることで勝利を得ようとした彼の覚悟の強さが、より強く響くのかもしれない。
独立不羈を己の信条としつつも、仲間の為に命を投げ出すことも厭わないという精神性を持つに至ったイギー。
アヴドゥルに捕まらずにいたら、彼の人生がどうなっていたかはわからないけども、死に様が生き様という言説に従うならば、覚悟と誇りの人生は歩まなかっただろうな、と思います。
野良犬イギー
マンハッタンの害獣駆除業者に同じ内容の依頼が何件も舞い込む。
曰く、野良犬のボストンテリアが店を荒らしてコーヒーガムを盗んでいくというものだ。
しかし、その行動をスピードワゴン財団が分析すると野良犬自信がスタンド使いである可能性が高い。
そこでアブドゥルが調査の依頼を受けることになった。
害獣駆除業者に相乗りしての調査の過程で、この野良犬を追い詰めた。
しかし、追い詰めたと思った先の路地は壁があった。
浮浪者が指さした先、その壁を触ってみるとサラサラと崩れ、砂が壁を擬態していて、その先に野良犬がいた。
野良犬の名前はイギー。
かつて富豪に飼われていたが、今はマンハッタンの野良犬の王としてふるまっている。
DIOに利用される前にイギーを確保したいが、イギーはアブドゥルから逃げ回る。
野良犬イギー
昨年はみなさまのおかげで、これまで知らなかった新しい作家さんや本に触れることができました。
ありがとうございます。
年明け一冊目は久しぶりの乙一さんです。
「JOJO」??乙一!
第3部の前日譚。
犬のイギーとアヴドゥルの出会いの話です。
なんだろう。
乙一さんだけど、しっかり荒木飛呂彦さんというか。
ちょっと不思議な感覚の本でした。
イギーのスタンド、ザ・フールが「アギャギーッ!
」と叫ぶとか。
荒木さんが乗り移ったような感じだけれど、話の雰囲気はやっぱり乙一さん、みたいな。
乙一さんが荒木さんに、だいぶ寄った感じがします。
荒木飛呂彦さんのイラストがたくさん載っていて、絵本のようでした。
JOJOは読んだことがある程度ですが、楽しめました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(о´∀`о)
野良犬イギー
20年前に読んでそう思ったけどぜんぜん成長してなかった。
もう少しちゃんとした小説家にスピンオフ頼めないもんかな。
著者がジョジョ好きなようで、イギーとアブドゥルのスタンド能力についての掘り下げはすごくよかった。
流砂を作っちゃうとか、流砂を焼いて結晶させちゃうとか、スタンド能力について考察を重ねて能力の運用の発展的な解釈を行なっている。
すごく面白かったし、著者のジョジョ愛が伝わってきた。
逆にいうと、面白いのってスタンド戦の部分だけなんだよね。
アブドゥルの知られざる内面が深掘りされるわけでもなく。
前歴的な部分もありきたりだし、アブドゥルの内面もわりと浅いおっさんだなーって感じ。
ジョセフのスタンドの解釈は面白かった。
やはりスタンド能力への思い入れが強い方なのかな。
野良犬イギー
マンハッタン島に住む野良犬のイギーは砂のスタンド「愚者」を操り人間を小馬鹿にして暮らしていた。
そんな中でアブドゥルがディオに捕えられる前に懐柔しようとするが。
ストーリーとしては驚きもなくスピンオフなので漫画の幕間という感じ。
イギーとアブドゥルが戦うシーンは文字でもスタンド同士の戦いが分かって面白かった。
ストーリーに驚きがない事で-1。
野良犬イギー
イギーとアヴドゥルの出会いが
描かれているのですが、
ジョジョ×乙一さんの作品は
毎回読みやすくてサクサクと読めました.
挿絵で挟まれるイギーと
表紙を外したときにいるイギーも
見たことある絵でもやっぱり可愛いですし、
読んでると3部を読み返したくなるし、
イギーの戦いを思い出して
やっぱりイギーいいなって思える小説でした.
THE BOOKの方が内容的には
濃い感じはありますが
ジョジョファンであれば十分
楽しめると思います.
おまけでついてきたしおりも
可愛いくてお気に入り.
野良犬イギー
やっぱり過去でも3部でもイギーが可哀想だぁ。
挿絵が一杯あって漫画のあの独特なタッチのイギーが見れて良。
本自体もコーヒーガムぽくなっててお洒落。
野良犬イギー
やっぱり第3部は面白い。
野良犬イギー
どちらもスタンドパワーが半端じゃない。
原作のイギーの絵が挿絵として沢山使われている。
初期と終盤のイギーの絵がごちゃごちゃに出てきて、それだけで面白い。
野良犬イギー
途中のページの所々にキャラクターの絵がそのシーンに合わせて描かれていてジョジョファンにはたまらない一冊だと思う。
特に3部のストーリー前の話でジョジョあるあるだが、主要キャラの出会いがどういったものなのかが詳しく描かれており良かった。
野良犬イギー
ボストンテリアのイギーがいとおしく思えた。
可愛がってあげたら、イギーだって利口な犬だから、懐いて、人間といい関係でいられたのに。
砂を扱うイギーと、炎を扱う占い師との戦い。
火傷したイギーは助けられ、研究所で保護され、野良犬ではなくなった。
まだ心を許さないが、いつかお互い協力して仕事のパートナーになりそうな予感。
野良犬イギー
途中のページの所々にキャラクターの絵がそのシーンに合わせて描かれていてジョジョファンにはたまらない一冊だと思う。
特に3部のストーリー前の話でジョジョあるあるだが、主要キャラの出会いがどういったものなのかが詳しく描かれており良かった。
野良犬イギー
やっぱり過去でも3部でもイギーが可哀想だぁ。
挿絵が一杯あって漫画のあの独特なタッチのイギーが見れて良。
本自体もコーヒーガムぽくなっててお洒落。
野良犬イギー
やっぱり第3部は面白い。
野良犬イギー
マンハッタンの害獣駆除業者に同じ内容の依頼が何件も舞い込む。
曰く、野良犬のボストンテリアが店を荒らしてコーヒーガムを盗んでいくというものだ。
しかし、その行動をスピードワゴン財団が分析すると野良犬自信がスタンド使いである可能性が高い。
そこでアブドゥルが調査の依頼を受けることになった。
害獣駆除業者に相乗りしての調査の過程で、この野良犬を追い詰めた。
しかし、追い詰めたと思った先の路地は壁があった。
浮浪者が指さした先、その壁を触ってみるとサラサラと崩れ、砂が壁を擬態していて、その先に野良犬がいた。
野良犬の名前はイギー。
かつて富豪に飼われていたが、今はマンハッタンの野良犬の王としてふるまっている。
DIOに利用される前にイギーを確保したいが、イギーはアブドゥルから逃げ回る。
野良犬イギー
イギーとアヴドゥルの出会いが
描かれているのですが、
ジョジョ×乙一さんの作品は
毎回読みやすくてサクサクと読めました.
挿絵で挟まれるイギーと
表紙を外したときにいるイギーも
見たことある絵でもやっぱり可愛いですし、
読んでると3部を読み返したくなるし、
イギーの戦いを思い出して
やっぱりイギーいいなって思える小説でした.
THE BOOKの方が内容的には
濃い感じはありますが
ジョジョファンであれば十分
楽しめると思います.
おまけでついてきたしおりも
可愛いくてお気に入り.
野良犬イギー
マンハッタン島に住む野良犬のイギーは砂のスタンド「愚者」を操り人間を小馬鹿にして暮らしていた。
そんな中でアブドゥルがディオに捕えられる前に懐柔しようとするが。
ストーリーとしては驚きもなくスピンオフなので漫画の幕間という感じ。
イギーとアブドゥルが戦うシーンは文字でもスタンド同士の戦いが分かって面白かった。
ストーリーに驚きがない事で-1。
野良犬イギー
最後のアヴドゥルとイギーの決戦が魅力的だったぐらいで、他に新たな発見があったかというと、そこまでのものはなかったのかな、という感想か。
イギーのお話ではあるけど、語り手はアヴドゥルなのでイギーの心情は見られないのが残念でした。
まあ、イギーの精神というのは、エジプトでペットショップと戦ったことで変化していったと思うので、マンハッタンの頃に新たに見るものはなかったのかもしれない。
イギーの黄金の精神は、ペットショップ戦後ですからね。
「野良犬イギー」後にヴァニラ・アイス戦を読むと、己の身を犠牲にすることで勝利を得ようとした彼の覚悟の強さが、より強く響くのかもしれない。
独立不羈を己の信条としつつも、仲間の為に命を投げ出すことも厭わないという精神性を持つに至ったイギー。
アヴドゥルに捕まらずにいたら、彼の人生がどうなっていたかはわからないけども、死に様が生き様という言説に従うならば、覚悟と誇りの人生は歩まなかっただろうな、と思います。
野良犬イギー
どちらもスタンドパワーが半端じゃない。
原作のイギーの絵が挿絵として沢山使われている。
初期と終盤のイギーの絵がごちゃごちゃに出てきて、それだけで面白い。
野良犬イギー
20年前に読んでそう思ったけどぜんぜん成長してなかった。
もう少しちゃんとした小説家にスピンオフ頼めないもんかな。
著者がジョジョ好きなようで、イギーとアブドゥルのスタンド能力についての掘り下げはすごくよかった。
流砂を作っちゃうとか、流砂を焼いて結晶させちゃうとか、スタンド能力について考察を重ねて能力の運用の発展的な解釈を行なっている。
すごく面白かったし、著者のジョジョ愛が伝わってきた。
逆にいうと、面白いのってスタンド戦の部分だけなんだよね。
アブドゥルの知られざる内面が深掘りされるわけでもなく。
前歴的な部分もありきたりだし、アブドゥルの内面もわりと浅いおっさんだなーって感じ。
ジョセフのスタンドの解釈は面白かった。
やはりスタンド能力への思い入れが強い方なのかな。
野良犬イギー
昨年はみなさまのおかげで、これまで知らなかった新しい作家さんや本に触れることができました。
ありがとうございます。
年明け一冊目は久しぶりの乙一さんです。
「JOJO」??乙一!
第3部の前日譚。
犬のイギーとアヴドゥルの出会いの話です。
なんだろう。
乙一さんだけど、しっかり荒木飛呂彦さんというか。
ちょっと不思議な感覚の本でした。
イギーのスタンド、ザ・フールが「アギャギーッ!
」と叫ぶとか。
荒木さんが乗り移ったような感じだけれど、話の雰囲気はやっぱり乙一さん、みたいな。
乙一さんが荒木さんに、だいぶ寄った感じがします。
荒木飛呂彦さんのイラストがたくさん載っていて、絵本のようでした。
JOJOは読んだことがある程度ですが、楽しめました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(о´∀`о)
野良犬イギー
良くも悪くも乙一先生ェ!
って感じの流れだったので、正直なところ乙一先生の本が苦手な方は内容が入ってこない気がする(私は苦手とまではいかないけど、The BOOKで「この人の文章ひたすら目が滑るな……」と思った)
3部原作開始直前にアヴドゥルがイギーを捕まえる話inニューヨーク。
「原作開始前にこんなことあったんだね。
ふーん。
」というのが感想の全てって感じ。
個人的にはアヴドゥルの両親の話が出てくるところと、イギー捕獲後に害獣駆除業者と仲良くビール飲んでるシーンが良かったなと思いました。
野良犬イギー
ボストンテリアのイギーがいとおしく思えた。
可愛がってあげたら、イギーだって利口な犬だから、懐いて、人間といい関係でいられたのに。
砂を扱うイギーと、炎を扱う占い師との戦い。
火傷したイギーは助けられ、研究所で保護され、野良犬ではなくなった。
まだ心を許さないが、いつかお互い協力して仕事のパートナーになりそうな予感。
野良犬イギー
と、新たな視点で読めた1冊でした!
原作(マンガ)では見れない犬っぽい1面も沢山あって可愛かったです(^^♪
野良犬イギー
やっぱり過去でも3部でもイギーが可哀想だぁ。
挿絵が一杯あって漫画のあの独特なタッチのイギーが見れて良。
本自体もコーヒーガムぽくなっててお洒落。
野良犬イギー
と、新たな視点で読めた1冊でした!
原作(マンガ)では見れない犬っぽい1面も沢山あって可愛かったです(^^♪
野良犬イギー
マンハッタン島に住む野良犬のイギーは砂のスタンド「愚者」を操り人間を小馬鹿にして暮らしていた。
そんな中でアブドゥルがディオに捕えられる前に懐柔しようとするが。
ストーリーとしては驚きもなくスピンオフなので漫画の幕間という感じ。
イギーとアブドゥルが戦うシーンは文字でもスタンド同士の戦いが分かって面白かった。
ストーリーに驚きがない事で-1。
野良犬イギー
最後のアヴドゥルとイギーの決戦が魅力的だったぐらいで、他に新たな発見があったかというと、そこまでのものはなかったのかな、という感想か。
イギーのお話ではあるけど、語り手はアヴドゥルなのでイギーの心情は見られないのが残念でした。
まあ、イギーの精神というのは、エジプトでペットショップと戦ったことで変化していったと思うので、マンハッタンの頃に新たに見るものはなかったのかもしれない。
イギーの黄金の精神は、ペットショップ戦後ですからね。
「野良犬イギー」後にヴァニラ・アイス戦を読むと、己の身を犠牲にすることで勝利を得ようとした彼の覚悟の強さが、より強く響くのかもしれない。
独立不羈を己の信条としつつも、仲間の為に命を投げ出すことも厭わないという精神性を持つに至ったイギー。
アヴドゥルに捕まらずにいたら、彼の人生がどうなっていたかはわからないけども、死に様が生き様という言説に従うならば、覚悟と誇りの人生は歩まなかっただろうな、と思います。
野良犬イギー
良くも悪くも乙一先生ェ!
って感じの流れだったので、正直なところ乙一先生の本が苦手な方は内容が入ってこない気がする(私は苦手とまではいかないけど、The BOOKで「この人の文章ひたすら目が滑るな……」と思った)
3部原作開始直前にアヴドゥルがイギーを捕まえる話inニューヨーク。
「原作開始前にこんなことあったんだね。
ふーん。
」というのが感想の全てって感じ。
個人的にはアヴドゥルの両親の話が出てくるところと、イギー捕獲後に害獣駆除業者と仲良くビール飲んでるシーンが良かったなと思いました。
野良犬イギー
20年前に読んでそう思ったけどぜんぜん成長してなかった。
もう少しちゃんとした小説家にスピンオフ頼めないもんかな。
著者がジョジョ好きなようで、イギーとアブドゥルのスタンド能力についての掘り下げはすごくよかった。
流砂を作っちゃうとか、流砂を焼いて結晶させちゃうとか、スタンド能力について考察を重ねて能力の運用の発展的な解釈を行なっている。
すごく面白かったし、著者のジョジョ愛が伝わってきた。
逆にいうと、面白いのってスタンド戦の部分だけなんだよね。
アブドゥルの知られざる内面が深掘りされるわけでもなく。
前歴的な部分もありきたりだし、アブドゥルの内面もわりと浅いおっさんだなーって感じ。
ジョセフのスタンドの解釈は面白かった。
やはりスタンド能力への思い入れが強い方なのかな。
野良犬イギー
昨年はみなさまのおかげで、これまで知らなかった新しい作家さんや本に触れることができました。
ありがとうございます。
年明け一冊目は久しぶりの乙一さんです。
「JOJO」??乙一!
第3部の前日譚。
犬のイギーとアヴドゥルの出会いの話です。
なんだろう。
乙一さんだけど、しっかり荒木飛呂彦さんというか。
ちょっと不思議な感覚の本でした。
イギーのスタンド、ザ・フールが「アギャギーッ!
」と叫ぶとか。
荒木さんが乗り移ったような感じだけれど、話の雰囲気はやっぱり乙一さん、みたいな。
乙一さんが荒木さんに、だいぶ寄った感じがします。
荒木飛呂彦さんのイラストがたくさん載っていて、絵本のようでした。
JOJOは読んだことがある程度ですが、楽しめました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(о´∀`о)
野良犬イギー
途中のページの所々にキャラクターの絵がそのシーンに合わせて描かれていてジョジョファンにはたまらない一冊だと思う。
特に3部のストーリー前の話でジョジョあるあるだが、主要キャラの出会いがどういったものなのかが詳しく描かれており良かった。
野良犬イギー
マンハッタンの害獣駆除業者に同じ内容の依頼が何件も舞い込む。
曰く、野良犬のボストンテリアが店を荒らしてコーヒーガムを盗んでいくというものだ。
しかし、その行動をスピードワゴン財団が分析すると野良犬自信がスタンド使いである可能性が高い。
そこでアブドゥルが調査の依頼を受けることになった。
害獣駆除業者に相乗りしての調査の過程で、この野良犬を追い詰めた。
しかし、追い詰めたと思った先の路地は壁があった。
浮浪者が指さした先、その壁を触ってみるとサラサラと崩れ、砂が壁を擬態していて、その先に野良犬がいた。
野良犬の名前はイギー。
かつて富豪に飼われていたが、今はマンハッタンの野良犬の王としてふるまっている。
DIOに利用される前にイギーを確保したいが、イギーはアブドゥルから逃げ回る。
野良犬イギー
どちらもスタンドパワーが半端じゃない。
原作のイギーの絵が挿絵として沢山使われている。
初期と終盤のイギーの絵がごちゃごちゃに出てきて、それだけで面白い。
野良犬イギー
やっぱり第3部は面白い。
野良犬イギー
ボストンテリアのイギーがいとおしく思えた。
可愛がってあげたら、イギーだって利口な犬だから、懐いて、人間といい関係でいられたのに。
砂を扱うイギーと、炎を扱う占い師との戦い。
火傷したイギーは助けられ、研究所で保護され、野良犬ではなくなった。
まだ心を許さないが、いつかお互い協力して仕事のパートナーになりそうな予感。
野良犬イギー
イギーとアヴドゥルの出会いが
描かれているのですが、
ジョジョ×乙一さんの作品は
毎回読みやすくてサクサクと読めました.
挿絵で挟まれるイギーと
表紙を外したときにいるイギーも
見たことある絵でもやっぱり可愛いですし、
読んでると3部を読み返したくなるし、
イギーの戦いを思い出して
やっぱりイギーいいなって思える小説でした.
THE BOOKの方が内容的には
濃い感じはありますが
ジョジョファンであれば十分
楽しめると思います.
おまけでついてきたしおりも
可愛いくてお気に入り.